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I cover mental health, mindfulness and work-life integration.

Anson0618 / Shutterstock

米食品医薬品局(FDA)は先ごろ、オピオイド系鎮痛剤の一部に新たな警告ラベルの貼付を義務付ける方針を発表した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、「これらの鎮痛剤の過剰摂取による死者は、自動車事故による死者数を上回った」という。

痛みの治療については医師も患者も同様に、より多くの人たちがホリスティック(総合的、全体的)な方法を求めている。最近の調査では、メディテーション(瞑想)とマインドフルネス(心の集中)が痛みの緩和に効果を発揮する可能性が指摘されており、特に慢性の痛みに効果があるとされている。

瞑想は患者たちに、鎮痛剤を服用しなくても、「痛みを管理するためにできることがある」と考える力を与えてくれる。

フォーブスに掲載されたある記事によれば、「米国では約5,000万人が激痛または慢性痛に悩まされているとの研究結果がある一方、別の調査では、その数は1億人ともいわれている」。また、米国医学研究所(IOM)によると、こうした人たちが支払う治療費は、年間6,000億ドル(約65兆円)にも上ると推計される。

慢性痛の緩和において、瞑想は多くの意味で道理にかなっている。いつでもどこでも行うことができ、オピオイド系鎮痛剤のような危険な副作用もない。

痛みの緩和治療に瞑想を推奨しているテキサス州オースティンにあるテキサス・オーソペディクス・スポーツ&リハビリテーション・アソシエーツ(Texas Orthopedics, Sports & Rehabilitation Associates)の整形外科医、バーバラ・バージンに、瞑想とマインドフルネスの効果について聞いた。

─マインドフルネスと瞑想を推奨する理由は?

マインドフルネスについて書かれたある雑誌を読んだところ、すでに私が患者に推奨していたのと同じ内容が紹介されていた。痛みがない状態があることを認識し、その状態に心を集中させる必要があること、その状態を再現しようと努力することだ。その記事を読む前は患者に対し、痛みを感じないことがあるのなら、その瞬間の中で生きるのだと伝えていた。

痛みを抱えた大勢の患者を診察してきたが、多くの人は常に激痛があると話す。だが、「たった今」痛みがあるのかと尋ねると「ノー」と答えることが多いのだ。

編集 = 木内涼子

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