CONTRIBUTOR

電通 Bチーム

電通総研内のクリエイティブシンクタンクによる連載「NEW CONCEPT採集」

2014年に秘密裏に始まった知る人ぞ知るクリエーティブチーム。社内外の特任リサーチャー50人が自分のB面を活用し、1人1ジャンルを常にリサーチ。社会を変える各種プロジェクトのみを支援している。平均年齢36歳。合言葉は「好奇心ファースト」。

  • 「重く作って軽く売る」脱・マーケティングのすすめ

    思い入れの強いものほど、人へ良さを伝えることは難しいかもしれない。一方で、伝え方にはこだわるのに、そのもの自体のこだわりが弱いものやサービスだってある。真摯なものづくりをする人たちこそ、こだわりを一旦離れて売ってみてはどうだろう。この世には、ふたつのタイプのものがある。こだわりを持ってつくられたもの ...

  • それぞれの個性を妥協しない「プリンアラモードの法則」とは?

    視覚障害者のため、という「個別対応思考」からは一部のマイノリティしか使わない、ニッチで特異なものしか生まれない。しかし、「プリンアラモードの法則」に沿ったアイディアからは、あらゆる人にとって価値のある、多様化が進む時代に合った商品やサービスが生まれるはず。プリンアラモードはメインがプリンでありながら ...

  • 「欲求反転法」フィンランドに学ぶ最高の休み方

    休日なのに抱えている仕事が気になって休んだ気にならない、という多忙な現代人は多いだろう。「心から本当に休む」ためのヒントは、高い幸福度で知られるフィンランドにあった。マズローの欲求段階説に重ねあわせながら考えると、それが必ず機能する理由が見えてきた。今更ですが夏休み、とりましたか? 私の周りで忙しい ...

  • 仮面で人格を切り替える「N人格」

    人は誰でも多かれ少なかれ変身願望があります。もっとよく見せたい、すてきな振る舞いがしたいと思って、努力もします。もし誰にでもなれる技術が誕生したら……。今回は、少し先の未来に起きるかもしれない変身技術と人格の使い分けについて予測します。私たちは、子供の頃から将来何になりた ...

  • 未来を切り拓くヒントを見つける考え方「ショートショート発想法」

    未来のことを考えるとき、すでに世の中に出回っている未来予測を参考にするより、自由な発想で物語をゼロから描いてみるのはどうだろう。完成した物語をみんなで議論しているうちに、それが将来実現可能なアイデアに変わるかもしれない。そんな未来につながる考え方「ショートショート発想法」を紹介する。例えば、「発電に ...

  • 自分の状態を変えたくなったら、「体験を処方」してみる

    気分転換なのか、さぼっているのか自分でもよくわからなくなる人は多いのではないだろうか。でも、「気分転換」の効果がわかれば、生産性もぐんと上がって意外な発見があるかも。病気に薬が効くように、調子をよくする「体験」を処方してみるのはどうだろう。薬学を専攻した筆者が提案する自己管理法を紹介しよう。「カテド ...

  • 「無」のチャンス! ゼロに秘められた無限の可能性

    誰にも借りられていない本、何もない砂漠、遺物となった過去のヒット商品……一見、誰にとっても価値のない「無用なモノ」たち。しかし、光の当て方によっては、誰も見たことのない輝きを放つ可能性もあります。「無」だからこそ、面白い。「無」だからこそ、魅力的。そんな底知れぬパワーを持 ...

  • とりあえず「真ん中」はもう古い? メリハリある消費のススメ

    各分野で一流の"B面"を持つメンバーが順次執筆する本連載。今回、満を持して登場するのは、Bチームの「富裕層」担当! 外資系金融に勤務していた彼女は、富裕層の消費動向をリサーチするなかで、商品の価格にまつわる「あるトレンド」に気づいたという。無難な選択をしない消費者をとらえた、新商品戦略を紹介。友人と ...

  • 人の心を動かすヒントは「単位」にあり

    人の心を動かすには、必要なモノはなんでしょうか。イケてるキャッチコピー? それとも、スタイリッシュな映像? 意外に使える武器として、今回提案したいのは「単位」です。誰も知らないようなマニアックな単位、なんだか語呂のいいオリジナル単位……単位だけが持つ、人を動かす「不思議な ...

  • 4次元で考える、オープンイノベーションの鍵は「過去」にあり

    新しいチャレンジを仕掛ける「いい組み手」はいないものか。今回のコンセプトはそんな悩みに対する秘策。コラボ相手を探すために「時空を超えてみよう」という大胆な提案だ。まだ誰も気づいていない(?)新アプローチを公開する。オープンイノベーション。言われて久しいこの言葉、原稿を書くにあたり、改めて辞書とネット ...

  • 未来を開拓する「とりあえずやってみる」精神

    そこはもうレッドオーシャンだから、ブルーオーシャンを探せ、というビジネスの常套句がある。しかし、次の波に乗る競争だって、熾烈。それなら、自分たちで作っていけばいい、というのが新コンセプト「すきまオーシャン」だ。震災後、ローカルベンチャーが続々と誕生した石巻から、フロンティアを切り拓くヒントを探る。い ...

  • 「面倒くさい」から生まれる、ものぐさイノベーション

    革新的なアイデアの陰には、膨大な時間と血の滲むような努力がある──そんなマッチョな考えは、もう古いのかもしれない。実は「面倒くさい」という気持ちは、クリエイティビティの源泉になりえる。「ものぐさ」な動機に注目し、イノベーションへの新しいアプローチを考えてみよう。4年ほど前、出雲大社の門前に、新しいお ...

  • 「インスタ映え」より心に響く「ストーリージェニック」の可能性

    一目見ただけで、たくさんの「いいね!」を集められるか──モノの価値を「インスタ映え」するかどうかで、判断するスタイルも、もはやお馴染みに。そんな今だからこそ、モノの見た目には表れない「ストーリー」に目を向けよう。そうすることで、見えてくる「ストーリー映え」するモノが持つ「ある特徴」とは?最近は「イン ...

  • 「裏側を表にス!」 ファンを味方にする方法

    今回は、電通総研Bチームが東京藝術大学デザイン科で行なった授業から出てきたコンセプトを採集。普段は作品制作に没頭している学生が提案するビジネスシーンでも役に立つ発想法、それは「裏側を表にス!」。完成度の高い「表」と誰も知らない「裏」のコントラストをはっきり見せることで、ファンを味方につけるストーリー ...

  • 「思い込みを一時停止する」というビジネス思考のすすめ

    ビジネスで成功する最大のヒントは、「疑う力」だ、というテーマの本が目立ち始めた。そもそも我々の生活は、常識的な習慣を疑うことで変化してきた。例えば、残業は「働き者」の象徴だったが、いまでは「仕事が遅いヤツ」である。常識とは覆されるものなのであれば、新しい常識をつくってみるのはどうだろう。人は誰でも常 ...

  • あえてターゲティングしない「インクルーシブ・マーケティング」

    最近、狭量な人が増えたと思いませんか? 秘書を「このハゲ!」と怒鳴る女性議員がいたかと思えば、首相も大統領も反対勢力をなじったり罵倒したり。ギスギスした世の中に疲れた皆さん、みんながハッピーになる手段があります。乳幼児を抱えての公共交通機関での移動は、子育てママパパにとって苦行以外の何物でもない。泣 ...

  • 景気をケーキで表現すると? 「情報の五感化」の可能性

    内閣府の消費動向調査という統計を見たことがあるだろうか。エクセルにびっしりと数字が並び、本当は面白いはずのデータが見るのも苦痛になる─。ビッグデータがビジネスを左右する時代、もっとデータの本質や背後に隠れる世界を体感できないものか。そうして生まれたコンセプトが、Infoexperienceこと「情報 ...

  • 人事だけじゃない 広がる「脱評価」の動き

    「働き方改革」一色のビジネス界で、「No Rating」という言葉が散見されるようになった。人事評価のランク付けをなくすというものだ。点数による評価や競争と、従業員のパフォーマンスや収益は相関するのかという疑問から始まった。実は、この「脱評価」の発想は人事評価にとどまらない。いろいろなところに広まっ ...

  • 「まず、遊びから」というアプローチの活用法

    数年前に流行したゲーミフィケーション。遊びやゲームの要素を商品やサービスと結びつけて顧客をつかまえる。そのために射幸心を煽るなどゲームの中毒性に頼るものが多かった。遊びの価値が誤解されている──。これまでのゲーミフィケーションとは違うアプローチで、遊びの本質をビジネスに活用していく方法を考えてみるこ ...

  • 「編集」は時代遅れ? いま「偏愛」ビジネスがウケる理由

    もはや爆買い客も去ってしまった百貨店と180度違う店や商品が注目を集めている。「まだまだ奥深さを究めたい」とクオリティ欲求を刺激する「偏愛」ワールドだ。国内外の白いTシャツだけ揃えたショップなど、なぜか人は偏愛に惹きつけられる。このビジネスモデルが成立する時代背景とはー。近年「ひとつ」のものに「偏愛 ...