CONTRIBUTOR

電通総研 Bチーム

電通総研内のクリエイティブシンクタンクによる連載「NEW CONCEPT採集」

電通総研内でひっそりと活動を続けていたクリエイティブシンクタンク。「好奇心ファースト」を合言葉に、社内外の特任リサーチャー25人がそれぞれの得意分野を1人1ジャンル常にリサーチ。各種プロジェクトを支援している。平均年齢32.8歳。

  • あえてターゲティングしない「インクルーシブ・マーケティング」

    最近、狭量な人が増えたと思いませんか? 秘書を「このハゲ!」と怒鳴る女性議員がいたかと思えば、首相も大統領も反対勢力をなじったり罵倒したり。ギスギスした世の中に疲れた皆さん、みんながハッピーになる手段があります。乳幼児を抱えての公共交通機関での移動は、子育てママパパにとって苦行以外の何物でもない。泣 ...

  • 景気をケーキで表現すると? 「情報の五感化」の可能性

    内閣府の消費動向調査という統計を見たことがあるだろうか。エクセルにびっしりと数字が並び、本当は面白いはずのデータが見るのも苦痛になる─。ビッグデータがビジネスを左右する時代、もっとデータの本質や背後に隠れる世界を体感できないものか。そうして生まれたコンセプトが、Infoexperienceこと「情報 ...

  • 人事だけじゃない 広がる「脱評価」の動き

    「働き方改革」一色のビジネス界で、「No Rating」という言葉が散見されるようになった。人事評価のランク付けをなくすというものだ。点数による評価や競争と、従業員のパフォーマンスや収益は相関するのかという疑問から始まった。実は、この「脱評価」の発想は人事評価にとどまらない。いろいろなところに広まっ ...

  • 「まず、遊びから」というアプローチの活用法

    数年前に流行したゲーミフィケーション。遊びやゲームの要素を商品やサービスと結びつけて顧客をつかまえる。そのために射幸心を煽るなどゲームの中毒性に頼るものが多かった。遊びの価値が誤解されている──。これまでのゲーミフィケーションとは違うアプローチで、遊びの本質をビジネスに活用していく方法を考えてみるこ ...

  • 「編集」は時代遅れ? いま「偏愛」ビジネスがウケる理由

    もはや爆買い客も去ってしまった百貨店と180度違う店や商品が注目を集めている。「まだまだ奥深さを究めたい」とクオリティ欲求を刺激する「偏愛」ワールドだ。国内外の白いTシャツだけ揃えたショップなど、なぜか人は偏愛に惹きつけられる。このビジネスモデルが成立する時代背景とはー。近年「ひとつ」のものに「偏愛 ...

  • 「あたりまえ」にこそ、面白いヒット商品が多い理由

    昔、直木賞作家で国会議員で僧侶でもあった故・今東光による人生相談が人気を博した。型破りな怪僧による毒舌の回答だが、実は言っていることは至極「あたりまえ」。それでも今東光に言われると、誰もが納得。同じく、複雑な世の中を見渡すと、実は「あたりまえ」にこそ面白いヒット商品は多い。では、あたりまえを面白くす ...

  • 相対性理論も移動都市も! 「ありえない仮説」がイノベーションを生む

    日本でも有名になった建築家の故ザハ・ハディド。彼女がなぜ世界的な建築家になったのか? 彼女の発想を辿っていくと、実は物理学にも共通することがわかる。ありえない仮説を立てることで、思考停止を打ち破る。イノベーションも同じだ。ビッグアイデアは荒唐無稽な仮説から生まれるのだ。2013年に国立競技場の建て替 ...

  • 「ひと手間」というプロセスを価値化、日本食に学ぶブランディング

    日本の食材のおいしさの秘訣は、洗練された品種改良技術や生産技術はもちろんのこと、収穫後の「ひと手間」によってさらなるおいしさが引き出されていることが多い。それらはもはやコモディティではなく、アート作品そのもの。そうした「ひと手間」を価値化することがブランドづくりにつながる。海外で暮らしていると、むし ...

  • 新たなファンをどーんと増やす、「脱ガチ思考」

    オリンピックでの感動を契機にマイナースポーツに注目が集まり、人気が高まるのはよくあること。しかし、持続的にファンを拡大する方法はないだろうか。そこで、着目したのが、一気にファンを拡大した横浜DeNAベイスターズと新日本プロレス。そこには共通するヒントがあった。私は、“超”がつ ...

  • 好奇心に火をつける「変な宿題」

    ノーベル賞の受賞記者会見のたびに言われる「興味、好奇心が大事」というセリフ。大賛成しつつも、学校や研修など教育の現場で、それはどうやって育んでいけばよいのだろうか。その鍵はきっと「変」である、という変な仮説をここに発表する。「1週間が8日に増えたら、その1日何をしますか?800字以内で書きなさい」 ...

  • 言葉の掛け合わせでアイデアを生む、「マジックワード」思考法

    世の中、不謹慎叩きで溢れている。ネット空間は不謹慎発言の取り締まり部隊のような人々が目を光らせる。しかし、規制をしたがる風潮が、社会を窮屈にして、結果的に自由な発想を奪い、社会や職場からイノベーションやアイデアを殺す。そこでゲーム感覚で自由な発想を育てるツールを提案する。泊まれる水族館をご存じですか ...

  • 偶然が予想外の価値を生む、「セレンディピティレガシー」の魅力

    レガシーは完成した時点で終わりではない。そのレガシーの影響で違うことが生まれたり、誰かがアイデアを乗っけることで、まったく予想もしなかった新しい価値が誕生していることがある。それこそが本当のレガシーなのでは!4年に1回のスポーツの祭典に織り込まなくてはならないもの。はたまた退任前の大統領が残したがっ ...

  • ハコより先にコンテンツを考える、「建築は、コン築へ」

    東京オリンピックの新国立競技場はなぜもめたのか? その答えがここにある。最近の建築界の潮流にもなっているのが、外見のハコより先に中身のコンテンツから発想していくというもの。つまり、どんなことをしたいのかが問われているのだ。はじめまして。「コン築」研究家の奥野です。建築でなく、コン築です。私、普段はク ...

  • 中高年スタートアップは成功率が高い? ステキな「人生二毛作」モデル

    千葉の商人だった伊能忠敬が暦学・天文学に没頭するため、隠居したのは49歳。残りの半生で天体観測、地図測量において大きな実績を残した。約200年後の日本。人生のセカンドステージでの起業は新たな価値モデルになり得る?「スタートアップ」「起業」「新規事業開発」といった言葉からどんな人物像をイメージするだろ ...

  • ダジャレで新しいアイデアを発想する「ダジャレノベーション」

    受験シーズンにコンビニの菓子棚を見てほしい。御利益に溢れたネーミングの数々。単なるダジャレを超えて、「願掛けマーケット」が確立されている。ダジャレとは言葉の結合であり、ここから新しい市場が生まれるのだ。ダジャレ発想法というとForbes JAPAN読者のみなさんには、本質的ではないといわれてしまいそ ...

  • ヤフー×白馬村の成功にみる「一企業肩入れモデル」の実力

    ウィンタースポーツの聖地、白馬村。ここが近年、夏のアウトドアスポーツでも注目されている。背景には、ヤフーの支援があった。「肩入れ」とは、「ひいきをすること。力を添えること」。1企業が1つの地域に“肩入れ”し、片っ端から課題を解決していくことで、今までになかった地域活性化が見え ...

  • 胸騒ぎのアイデアを生む「プロセスの模様替え」

    ブレーンストーミングの効果は科学的に立証できないという説がある。話し合いはせっかくのアイデアを丸くしがちだ。では、ひらめきを生む策はあるのか?「どうして、良い仕事するのに『話し合う』っていうプロセスが不可欠ってことになってるの?」それは、同僚のロシア人の一言がきっかけだった。机を囲んだ仲間たちは、目 ...

  • 電通総研が解き明かす「絵文字の世界的ブーム」のウラ側

    オックスフォード大学出版局は、2015年の言葉として絵文字「うれし泣きの表情」を選出した。世界で絵文字の使用は前年比で、実に3倍。人類に起きているコミュニケーションの大きな変化にこそ、ヒット企画のヒントはある!「ウオー!」「ウオー!」。これは昨年秋に公開され、100万人以上の動員を記録した映画『バク ...

  • おにぎらずに学ぶコロンブスの卵「大前提ひっくり返し」

    ある大胆な行為から思わぬヒットが相次いでいる。それは、モノの存在を成す「大前提」をひっくり返し、取っ払うというもの。超低速列車、回らない回転寿司、本を売らない書店などなど。前提をなくして見えてきた、意外な発見こそビジネスチャンスがあったのだ。ご飯を握ってつくるから、おにぎり。寿司が回っているから、回 ...

  • アナろぐ 〜アナログコンテンツでくつろぎ、脳に刺激を〜

    世界的なアナログレコードの売り上げ増は何を意味するのか? アナログ+くつろぐ=アナろぐ。くつろぎとともにデジタル脳に刺激を与える、温故知新のコンセプト登場!デジタルに疲れていませんか。私は少々、疲れています(まぁ、私の場合は元々疲れぎみですが)。さて、今回はそんな疲れたアタマにちょっとした刺激を与え ...