CONTRIBUTOR

電通 Bチーム

電通総研内のクリエイティブシンクタンクによる連載「NEW CONCEPT採集」

電通総研内でひっそりと活動を続けていたクリエイティブシンクタンク。「好奇心ファースト」を合言葉に、社内外の特任リサーチャー25人がそれぞれの得意分野を1人1ジャンル常にリサーチ。各種プロジェクトを支援している。平均年齢32.8歳。

  • 人の心を動かすヒントは「単位」にあり

    人の心を動かすには、必要なモノはなんでしょうか。イケてるキャッチコピー? それとも、スタイリッシュな映像? 意外に使える武器として、今回提案したいのは「単位」です。誰も知らないようなマニアックな単位、なんだか語呂のいいオリジナル単位……単位だけが持つ、人を動かす「不思議な ...

  • 4次元で考える、オープンイノベーションの鍵は「過去」にあり

    新しいチャレンジを仕掛ける「いい組み手」はいないものか。今回のコンセプトはそんな悩みに対する秘策。コラボ相手を探すために「時空を超えてみよう」という大胆な提案だ。まだ誰も気づいていない(?)新アプローチを公開する。オープンイノベーション。言われて久しいこの言葉、原稿を書くにあたり、改めて辞書とネット ...

  • 未来を開拓する「とりあえずやってみる」精神

    そこはもうレッドオーシャンだから、ブルーオーシャンを探せ、というビジネスの常套句がある。しかし、次の波に乗る競争だって、熾烈。それなら、自分たちで作っていけばいい、というのが新コンセプト「すきまオーシャン」だ。震災後、ローカルベンチャーが続々と誕生した石巻から、フロンティアを切り拓くヒントを探る。い ...

  • 「面倒くさい」から生まれる、ものぐさイノベーション

    革新的なアイデアの陰には、膨大な時間と血の滲むような努力がある──そんなマッチョな考えは、もう古いのかもしれない。実は「面倒くさい」という気持ちは、クリエイティビティの源泉になりえる。「ものぐさ」な動機に注目し、イノベーションへの新しいアプローチを考えてみよう。4年ほど前、出雲大社の門前に、新しいお ...

  • 「インスタ映え」より心に響く「ストーリージェニック」の可能性

    一目見ただけで、たくさんの「いいね!」を集められるか──モノの価値を「インスタ映え」するかどうかで、判断するスタイルも、もはやお馴染みに。そんな今だからこそ、モノの見た目には表れない「ストーリー」に目を向けよう。そうすることで、見えてくる「ストーリー映え」するモノが持つ「ある特徴」とは?最近は「イン ...

  • 「裏側を表にス!」 ファンを味方にする方法

    今回は、電通総研Bチームが東京藝術大学デザイン科で行なった授業から出てきたコンセプトを採集。普段は作品制作に没頭している学生が提案するビジネスシーンでも役に立つ発想法、それは「裏側を表にス!」。完成度の高い「表」と誰も知らない「裏」のコントラストをはっきり見せることで、ファンを味方につけるストーリー ...

  • 「思い込みを一時停止する」というビジネス思考のすすめ

    ビジネスで成功する最大のヒントは、「疑う力」だ、というテーマの本が目立ち始めた。そもそも我々の生活は、常識的な習慣を疑うことで変化してきた。例えば、残業は「働き者」の象徴だったが、いまでは「仕事が遅いヤツ」である。常識とは覆されるものなのであれば、新しい常識をつくってみるのはどうだろう。人は誰でも常 ...

  • あえてターゲティングしない「インクルーシブ・マーケティング」

    最近、狭量な人が増えたと思いませんか? 秘書を「このハゲ!」と怒鳴る女性議員がいたかと思えば、首相も大統領も反対勢力をなじったり罵倒したり。ギスギスした世の中に疲れた皆さん、みんながハッピーになる手段があります。乳幼児を抱えての公共交通機関での移動は、子育てママパパにとって苦行以外の何物でもない。泣 ...

  • 景気をケーキで表現すると? 「情報の五感化」の可能性

    内閣府の消費動向調査という統計を見たことがあるだろうか。エクセルにびっしりと数字が並び、本当は面白いはずのデータが見るのも苦痛になる─。ビッグデータがビジネスを左右する時代、もっとデータの本質や背後に隠れる世界を体感できないものか。そうして生まれたコンセプトが、Infoexperienceこと「情報 ...

  • 人事だけじゃない 広がる「脱評価」の動き

    「働き方改革」一色のビジネス界で、「No Rating」という言葉が散見されるようになった。人事評価のランク付けをなくすというものだ。点数による評価や競争と、従業員のパフォーマンスや収益は相関するのかという疑問から始まった。実は、この「脱評価」の発想は人事評価にとどまらない。いろいろなところに広まっ ...

  • 「まず、遊びから」というアプローチの活用法

    数年前に流行したゲーミフィケーション。遊びやゲームの要素を商品やサービスと結びつけて顧客をつかまえる。そのために射幸心を煽るなどゲームの中毒性に頼るものが多かった。遊びの価値が誤解されている──。これまでのゲーミフィケーションとは違うアプローチで、遊びの本質をビジネスに活用していく方法を考えてみるこ ...

  • 「編集」は時代遅れ? いま「偏愛」ビジネスがウケる理由

    もはや爆買い客も去ってしまった百貨店と180度違う店や商品が注目を集めている。「まだまだ奥深さを究めたい」とクオリティ欲求を刺激する「偏愛」ワールドだ。国内外の白いTシャツだけ揃えたショップなど、なぜか人は偏愛に惹きつけられる。このビジネスモデルが成立する時代背景とはー。近年「ひとつ」のものに「偏愛 ...

  • 「あたりまえ」にこそ、面白いヒット商品が多い理由

    昔、直木賞作家で国会議員で僧侶でもあった故・今東光による人生相談が人気を博した。型破りな怪僧による毒舌の回答だが、実は言っていることは至極「あたりまえ」。それでも今東光に言われると、誰もが納得。同じく、複雑な世の中を見渡すと、実は「あたりまえ」にこそ面白いヒット商品は多い。では、あたりまえを面白くす ...

  • 相対性理論も移動都市も! 「ありえない仮説」がイノベーションを生む

    日本でも有名になった建築家の故ザハ・ハディド。彼女がなぜ世界的な建築家になったのか? 彼女の発想を辿っていくと、実は物理学にも共通することがわかる。ありえない仮説を立てることで、思考停止を打ち破る。イノベーションも同じだ。ビッグアイデアは荒唐無稽な仮説から生まれるのだ。2013年に国立競技場の建て替 ...

  • 「ひと手間」というプロセスを価値化、日本食に学ぶブランディング

    日本の食材のおいしさの秘訣は、洗練された品種改良技術や生産技術はもちろんのこと、収穫後の「ひと手間」によってさらなるおいしさが引き出されていることが多い。それらはもはやコモディティではなく、アート作品そのもの。そうした「ひと手間」を価値化することがブランドづくりにつながる。海外で暮らしていると、むし ...

  • 新たなファンをどーんと増やす、「脱ガチ思考」

    オリンピックでの感動を契機にマイナースポーツに注目が集まり、人気が高まるのはよくあること。しかし、持続的にファンを拡大する方法はないだろうか。そこで、着目したのが、一気にファンを拡大した横浜DeNAベイスターズと新日本プロレス。そこには共通するヒントがあった。私は、“超”がつ ...

  • 好奇心に火をつける「変な宿題」

    ノーベル賞の受賞記者会見のたびに言われる「興味、好奇心が大事」というセリフ。大賛成しつつも、学校や研修など教育の現場で、それはどうやって育んでいけばよいのだろうか。その鍵はきっと「変」である、という変な仮説をここに発表する。「1週間が8日に増えたら、その1日何をしますか?800字以内で書きなさい」 ...

  • 言葉の掛け合わせでアイデアを生む、「マジックワード」思考法

    世の中、不謹慎叩きで溢れている。ネット空間は不謹慎発言の取り締まり部隊のような人々が目を光らせる。しかし、規制をしたがる風潮が、社会を窮屈にして、結果的に自由な発想を奪い、社会や職場からイノベーションやアイデアを殺す。そこでゲーム感覚で自由な発想を育てるツールを提案する。泊まれる水族館をご存じですか ...

  • 偶然が予想外の価値を生む、「セレンディピティレガシー」の魅力

    レガシーは完成した時点で終わりではない。そのレガシーの影響で違うことが生まれたり、誰かがアイデアを乗っけることで、まったく予想もしなかった新しい価値が誕生していることがある。それこそが本当のレガシーなのでは!4年に1回のスポーツの祭典に織り込まなくてはならないもの。はたまた退任前の大統領が残したがっ ...

  • ハコより先にコンテンツを考える、「建築は、コン築へ」

    東京オリンピックの新国立競技場はなぜもめたのか? その答えがここにある。最近の建築界の潮流にもなっているのが、外見のハコより先に中身のコンテンツから発想していくというもの。つまり、どんなことをしたいのかが問われているのだ。はじめまして。「コン築」研究家の奥野です。建築でなく、コン築です。私、普段はク ...