CONTRIBUTOR

電通 Bチーム

電通総研内のクリエイティブシンクタンクによる連載「NEW CONCEPT採集」

2014年に秘密裏に始まった知る人ぞ知るクリエーティブチーム。社内外の特任リサーチャー50人が自分のB面を活用し、1人1ジャンルを常にリサーチ。社会を変える各種プロジェクトのみを支援している。平均年齢36歳。合言葉は「好奇心ファースト」。

  • 既製品とハンドメイド技術で革命を。家内制カスタマイゼーション

    17世紀、アイザック・ニュートンはペストの流行によって大学が閉鎖された休暇期間に万有引力の法則を発見した。「創造的休暇」といわれるその期間は、いまの状況に似ている。自宅時間が増えたいまこそ、「ハンドメイド」でイノベーションを起こそう。ハンドメイドが好きです。それは、カッコつけない素の自分でいられるか ...

  • 道と物語との掛け合わせ 「ストーリート」が社会を変える?

    人やものを運ぶために生まれ、文化が醸成され、時代を作り出してきた「道」。道には、必ず起点と終点が存在する。そのなかで行われる人々の営み、コミュニケーションによって予想もできないユニークな物語が生まれてきた。道と物語との掛け合わせは、SNSの普及や都市の再開発など、さまざまな均一化が進行する現代社会に ...

  • 突然変異って、ステキ? ビジネスも人生もポジティブ転換

    既視感のあるアイデア、凝り固まった組織、予定調和な人生……。あらゆる「行き詰まり」に悩む皆さまに朗報です。AI的発想で、ブレイクスルーを起こす企画法が誕生しました。それは企画メソッドであり、ポジティブに生きるための哲学でもあります。私は大学院までAI系の研究室に所属してい ...

  • 「ひとりのために」が、みんなのために【実践編】

    誰か大切なひとりのためにつくったものが、みんなのためにもなる—。前回紹介したホンダのスーパーカブや公文式のように、身近な誰かのためにつくったものが、世界中で利用されて大ヒットした事例を私たちは「Prototype for One」と名付けた。その考え方は新しいイノベーションを生むための方 ...

  • 「ひとりのために」が、みんなのために

    二コマコス倫理学とホンダのスーパーカブ。この2つに共通していることは何か。実は両方とも、もともとは身近にいる大切なひとりのためにつくられたというルーツをもっている。ニコマコス倫理学は、古代ギリシャの哲学者アリストテレスが息子のニコマコスのために「正しい生き方」とは何かを検討すべくつくった学問。ホンダ ...

  • 人間から学んだ成功の法則。マネして理解する「AIの考え方」

    2017年、米国グーグルディープマインド社の「AlphaGo」がトッププロ棋士に勝利したニュースは世の中に衝撃を与えた。人間の脳を模倣して作られた人工知能(AI)が人間を超えた一例だ。時代が変わろうとしているいまだからこそ、「AI」と向き合ってみよう。そのしくみがわかれば、きっと応用方法も見つかるは ...

  • 主役をなくしてみる「レス法」

    ギターがいないバンド、校舎をもたない学校、ブランドがないブランド……。主役が不在だとどうなってしまうのか?「不動の価値を与えていたものをあえて迂回する」ことで固定化された概念が崩れ、新しいアイディアが生まれるかもしれない。私は、んoon(ふーん)というバンドでハープを弾い ...

  • 人々にポジティブな気持ちを生む、「やさしい炎上」とは

    企業や芸能人の不祥事や特定の人種に対してのヘイトスピーチや誹謗中傷……そんなものに慣れていないだろうか?ここに「真逆のアプローチ」を提案する。ひょっとすると知名度と好感度の両方が手に入るかもしれない。今日もどこかで炎上している。企業や芸能人の不祥事、特定の人種に対するヘイ ...

  • 削ぎ落として残る「はだか」こそ、替えのきかない強みになる

    「Less is more.(より少ないことは、より豊かなこと)」という美学は、ドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエが提唱し、さまざまな分野のデザイナーに影響を与えた。しかし度を越えた引き算は何も残さない。引き算ではなく、対象をはだかにすることで、商品・サービスの本質、企業のDNAが見えてくる ...

  • ついやってしまうことが強みになる!「業」という考え方

    仏教より古い数千年前の古代インドで発祥した概念、「業」。現代ではもっぱらネガティブな意味で使われがちだが、考えようによっては有用なコンセプトであることを提唱したい。起業や転職にはじまり日々関わるプロジェクトの優先順位に至るまで、悩める私たちのキャリアに強力な指針を与えてくれる。その悩み、インド哲学が ...

  • 連載50回記念。電通BチームのBは何のB?

    もしも組織や物事が閉塞しているのなら、これまでと違う方法に切り替えて、新しい未来に向かえばいい。そんな方法を多数生み出してきた電通Bチームはいったいどのように誕生したのか? その過程もまた「Bチーム的」なのである。今回でこの連載は、50回目になります。いつも読んでいただき本当にありがとうございます。 ...

  • 書き散らかして、意外な発見。ストーリー・プロトタイピングの提案

    「ストーリー」(物語)を、たくさん「プロトタイプ」(試作)することで未来を探る。ポイントは数と自由度の高さ。スープ専門店「Soup Stock Tokyo」も物語から生まれた。企業の企画会議に風穴を開けるためにも、まずは紙とペンを手にとって「書き散らかして」みよう。2歳になった息子が、便利な言葉を覚 ...

  • 浴び続ければ発症する「花粉症型学習モデル」のすすめ

    「特に何もしていないのに4つの外国語を習得した」と聞けば「なんだ、天才の話か」と思うかもしれない。しかし、さにあらず。これは「花粉症」の発症と同じ現象なのだ。文法なんていらない、読むのは絵本でOK、人見知りでもいいじゃないか。「感染」さえすれば、転職も、料理も「なんでもござれ」である。今年、ついに花 ...

  • 揃えるからこそ多様性が生まれる「バラバラbutつながりたい」

    昨今ダイバーシティが注目されます。実は全部バラバラで独立する多様性より、どこかにつながりを作ったほうが、多様な個性が際立ちます。今人々の中で本能的に「バラバラだけど、つながっていることを好む現象」が現れています。最近、「バラバラだけど、つながっていること」「同じだけど、違うもの」を好む現象が見られま ...

  • シティポップ、日本ワイン・・・。「アーカイブ漏れ」は価値を生む

    1枚のレコードを買うためにわざわざアメリカから日本へ。日本のボードゲームが突然人気に。 どちらも原因は同じ。「あれ? これネットで見つからないぞ?」という気づきが鉱脈となる。少し前の話になりますが、人気TV番組『YOUは何しに日本へ?』で、大貫妙子さんの古いレコード「SUNSHOWER」を買うためだ ...

  • 自分のバイアスを他力本願で突破する「マイ賢者」発想法

    アイデア力に自信がある人でも思考が偏ったり、バイアスがかかってしまいがち。それを打破できるのが「マイ賢者」。SNSでのちょっとしたつぶやきが、身近な人の意外な顔が、あなたの創造性を高めてくれるかも。新しいアイデアを発想するとき、着想のヒントをくれる「賢者」のような存在がいたら…&hel ...

  • 「重く作って軽く売る」脱・マーケティングのすすめ

    思い入れの強いものほど、人へ良さを伝えることは難しいかもしれない。一方で、伝え方にはこだわるのに、そのもの自体のこだわりが弱いものやサービスだってある。真摯なものづくりをする人たちこそ、こだわりを一旦離れて売ってみてはどうだろう。この世には、ふたつのタイプのものがある。こだわりを持ってつくられたもの ...

  • それぞれの個性を妥協しない「プリンアラモードの法則」とは?

    視覚障害者のため、という「個別対応思考」からは一部のマイノリティしか使わない、ニッチで特異なものしか生まれない。しかし、「プリンアラモードの法則」に沿ったアイディアからは、あらゆる人にとって価値のある、多様化が進む時代に合った商品やサービスが生まれるはず。プリンアラモードはメインがプリンでありながら ...

  • 「欲求反転法」フィンランドに学ぶ最高の休み方

    休日なのに抱えている仕事が気になって休んだ気にならない、という多忙な現代人は多いだろう。「心から本当に休む」ためのヒントは、高い幸福度で知られるフィンランドにあった。マズローの欲求段階説に重ねあわせながら考えると、それが必ず機能する理由が見えてきた。今更ですが夏休み、とりましたか? 私の周りで忙しい ...

  • 仮面で人格を切り替える「N人格」

    人は誰でも多かれ少なかれ変身願望があります。もっとよく見せたい、すてきな振る舞いがしたいと思って、努力もします。もし誰にでもなれる技術が誕生したら……。今回は、少し先の未来に起きるかもしれない変身技術と人格の使い分けについて予測します。私たちは、子供の頃から将来何になりた ...