これはおそらく、スキルアップの取り組みが自分のキャリア目標や情熱と一致しておらず、戦略的でないためだろう。スキルアップを目指すのは良いことだが、明確に焦点を定め、目標を持って取り組むことも同様に重要だ。でなければ、やる気をなくしたり、自分の興味と全く合わない、あるいは(職務によっては)ほとんど活用できないことを学んだりして、キャリアに何ら役立たないという結果になりかねない。
1月だからといって、スキルアップに関連することを何か始めなければとプレッシャーを感じ、新しいコースに飛びつくのではなく、まず、プロフェッショナルとして何を達成したいのか、その目標を達成するために必要な関連スキルは何かについて、長期的なビジョンを設定することから始めよう。そして、どのようなコースやトレーニングが必要かをまとめた年間のロードマップを作成し、期限を設け、自分のペースを保ちながら学習を進めることが大切だ。
そうしたスキルアップ計画の中に、高収入につながるスキルの習得を含められればさらに良い。高収入につながるスキルは、世界的に需要が高く、ビジネスマネジメントやAIなど、稼げる分野をベースにしていることが多いため、投資に対するリターンが大きいのだ。
そうしたスキルを基にさらに稼ぐには、そのスキルをよりニッチなものにすればいい。専門性が高ければ高いほど、フリーランサーとしてその分野のクライアントを引き付けられる可能性が高まる。