上記のスキルの多くに共通するもう1つの利点は、どれもスケーラブルであるということだ。一度に複数のプロジェクトをこなしたり、自分の手に余るプロジェクトを他のフリーランサーに外注したり、自動化を利用して規模を拡大したりできる。たとえばデジタル製品の作成は、物理的に在庫を管理したり保管したりする必要がなく、受動的な収入を得られるため、簡単に規模を拡大できる。
これら7つのスキルは、数社のクライアントと仕事をするだけでも、かなりの収入につながる。AIコンサルタントとして契約を獲得したり、中小企業でフリーランスのアプリ開発者として働いたり、3カ月の契約でSNSマネージャーになったりもできる。そうした仕事では月に数千ドルを稼ぐことも可能だ。
クラウドソーシング・プラットフォームのUpworkのデータを基に、そうした仕事の収入例を以下に記載したので、参考にしてほしい。
・アプリ開発:アプリ1本につき1000~3000ドル(約16万~47万円)。毎月2本のアプリを開発すれば、5000ドルを稼ぐという目標に到達できる。
・SEO最適化:クライアント1社につき500~1000ドル(約8万~16万円)を請求する場合、月に5~10社のクライアントを抱えるだけで大きな収入を得られる。
自分のキャリアで何を達成したいのか、年末までにいくら稼ぐことを想定しているのか、明確な目標を設定しよう。そして、上記のような適切なスキルを身につけるために継続的に努力をし、的を絞ったマーケティング戦略を用いれば、フリーランスのプロフェッショナルとして月に5000ドル以上稼ぐことも夢ではない。
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forbes.com原文)