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キャリア

2025.01.21 13:00

時給3700円超えも、最新調査でわかる「リモートも可能な副業」10選 米国

Shutterstock.com

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この10年間で、「本業が安定していれば大丈夫だ」という考え方は大きく変わった。この2、3年の間でも、企業があなたを守ってくれるわけでも、長期に雇用されると安心できる訳でもないことが分かるニュースが相次いでいる。企業が優先するのはビジネスの効率化とコスト削減であり、米国ではそれを実現するための解雇が広まっている(マーク・ザッカーバーグが2025年1月に発表した、メタ従業員の5%削減もそのひとつだ)。

時には十分な通告なしで解雇されることもある。ナレッジ・ワーカー、特に中間管理職や人事部門の人々は、何年もかけて築き上げてきたキャリアが突然崩れ去るのを目の当たりにし、自分に降りかかる危機を身をもって感じた。

さらに、米国の大手企業はRTO(Return To Office、オフィスへの回帰)を推し進め、在宅勤務手当を廃止したため、多くの社会人は働き方の柔軟性に対するニーズを埋められずにいる。現代では、自分の将来をコントロールし、キャリアと収入を安定させるためには、副業やパートタイムの仕事を持つか、フルタイムのフリーランスとしてのキャリアを築く必要があるのだ。

MBO Partnersの調査によると、米国のフリーランサーの65%が、会社員時代よりも経済的にもキャリア的にも安定していると感じているという。これは驚くべきことではない。また、米国で多くの会社員がフリーランスに転向したり(Statistaによると、この数字は2027年までに米国の労働人口の50.9%に膨れ上がると予想されている)、ギグ・エコノミーに参加したり、副業やパートタイムの仕事に就いたりしていることも何ら不思議なことではない。

このことを念頭に置いて、2025年に需要が見込まれる、リモートも可能なフリーランスの仕事、パートタイムの仕事、副業のリストを以下にまとめた。このリストは、FlexJobsが2024年1月1日から12月31日の間に集計した調査データから抜粋したもので、過去1年間に最も募集の多かった仕事を抽出したものだ。平均時給はPayscaleのデータによる。ここに掲載されている仕事の平均時給は24.10ドル(約3700円)となるが、職種によってその高低はまちまちだ。

あなたがこれらの仕事で実際にいくら稼げるかは、あなた自身が設定したレート、クライアントの予算、あなたが住んでいる場所、クライアントの業界などに依存するだろう。

また、本業としてあなたが勤める企業が副業を許可しているかどうかも、もちろん確認しておく必要がある。副業を許可する企業も多いものの、競合他社で副業をしたり、副業が組織のプライバシーや業務に脅威を与えたりする場合は、利益相反にあたるとして禁止される場合もあるので注意しよう。
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翻訳=江津拓哉

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