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2025.01.24 13:30

新年を味方に、上司との「人間関係を改善」する5つの方法

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上司との関係を改善したいと考えているなら、新年の始まりは絶好の機会だ。新たに関係を構築するにせよ、これまでより関係を良くするにせよ、年が変わったタイミングで上司に好印象を与えるのに役立つ、戦略的な方法がいくつかある。

本稿では、上司に気に入られるための4つのハックを紹介しよう。

上司の仕事を手伝う

自分の価値を示し、上司から一目置かれる最善の方法のひとつは、上司の負担を減らす手助けをすることだ。管理職は多くの仕事をこなしているので、締め切りが迫ったプロジェクトや事務作業を率先して手伝うと喜ばれやすい。上司の仕事が山積みになっていないか、あるいはあなたが貢献できそうなことはないか目を配り、手助けを申し出よう。

上司がプロジェクトやレポートを完成させるのに手間取っているようなら、一部をボランティアで引き受けたり、調査、執筆、整理を手伝ったりできる。

手伝いを申し出るときは、相手のストレスをさらに増やさないことを念頭に置き、どんな手助けができるかを明確に伝えよう。たとえば「今週は忙しそうですね。チーム会議のメモをまとめるのを私が引き受けたら多少は楽になりますか?」などと尋ねてみる。こうすれば、あなたが積極的で信頼できる人物であり、チームをサポートする意思があることを示せる。上司の仕事が楽になるよう助けることで、あなたは上司の信頼と感謝を得られるだろう。

ポジティブな姿勢で毎日仕事に取り組む

幸せで前向きな姿勢を保っている社員は、そうでない同僚と比べて生産性が12%高いという調査結果がある。あなたのポジティブなエネルギーと協調性をオフィスに持ち込むのに、新年以上に良いタイミングがあるだろうか?

新年における新たな業務や昨年の残務処理で誰もがプレッシャーにさらされている中、上司たちは明るく親しみやすいチームメンバーを高く評価するだろう。どんなに忙しくても、ストレスが溜まっていても、前向きな姿勢で毎日出社する努力をしよう。これは、困難なことから目を背けることではない。むしろ、あなたのレジリエンス(苦境からの回復力)や、困難な状況でも他人を助けようとする意欲を示すことにつながる。

チームにお菓子を差し入れたり、同僚に笑顔で挨拶したり、メンバーに負荷がかかっているときに励ましの言葉をかけたりするなど、オフィスでポジティブさを広める人になろう。あなたがプレッシャーの中でも冷静でいられること、困難な状況でもユーモアのセンスを保てること、そしてあなたがもつ協調性を上司に示そう。前向きな態度は伝染するもの。快適で生産的な職場の雰囲気に貢献するあなたの能力に、上司は気づくはずだ。
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翻訳=江津拓哉

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