キャリア

2025.01.24 13:30

新年を味方に、上司との「人間関係を改善」する5つの方法

Shutterstock.com

上司に感謝する

心からの感謝を伝えるだけで、人間関係が改善することもある。上司のリーダーシップや日頃の指導に感謝する時間を取ることで、信頼関係の構築を大きく進展させられる。シンプルに「ありがとうございます」と書いたメールや手書きのカードを送り、上司のサポートや指導、あなたへの信頼に感謝の気持ちを伝えれば、あなたへの印象をより良くできる。メッセージは誠実かつ具体的なものにしよう。上司のおかげであなたが成長できたことや、仕事がやりやすくなったエピソードなど、上司の具体的な行動に言及しよう。

そうすれば、あなたが上司のリーダーシップを当然のものだとは思っておらず、自分の成功の手助けをしてくれたことに感謝していると示せる。また、お礼を伝えるメッセージというのは、新しい年を機に友好を深め、これからの前向きなつながりを生む方法でもある。メッセージは手の込んだものである必要はない。心をこめて選んだ数少ない言葉が、驚くほど力強い効果をもたらすのだ。

気の利いたプレゼントを贈る

時間をかけて選んだプレゼントを送るのは感謝の気持ちを表す定番の方法だが、その際には上司の趣味や興味に合わせたモノを選ぼう。値段ではなく、相手が心から喜ぶものを選ぶ心掛けが大切だ。好きなコーヒーのブレンド、気になっている本、趣味に関連したユニークなアイテムなど、会話の中で上司が話してくれた内容をメモしておこう。重要なのは、相手の好みに合うものを選ぶこと、そして、あなたが相手の好みに気を配っていると示すことだ。

もっとも、プレゼントは確かに好印象を与えるとはいえ、あまり個人的なものや豪華すぎるものは避けたほうがよい。目指すべきは、社会人としてのプロ意識とともに、日頃の感謝を示すことだ。プレゼントと一緒に、昨年の指導やリーダーシップ、サポートに対する感謝の気持ちを記した短いメッセージを添えよう。素朴で思いやりのある振る舞いが、上司とのつながりを強め、あなたが仕事上の関係を大切にしていることを示すのに大いに役立つのだ。

上司との関係を改善するために、複雑なことや大げさなことをする必要はない。心のこもったプレゼントを選ぶ、仕事を手伝う、前向きな態度を保つ、感謝の気持ちを伝えるなど、シンプルで気が利く行動だけでも上司との強固な人間関係を育むことができる。

このように努力することで、あなたは自分の利益のためだけに出世しようとしているのではなく、より良い職場や、より協調的な雰囲気を構築するために純粋に頑張っていると示せる。上司に積極的かつ協力的で前向きなチームプレーヤーだと認めてもらえば、あなたは上司の敬意を得られるだけでなく、将来のさらなるキャリアアップや成功の可能性も高まるだろう。本稿で紹介した4つのハックを実践して、新年から上司との人間関係を改善してみよう。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

タグ:

続きを読むには、会員登録(無料)が必要です

無料会員に登録すると、すべての記事が読み放題。
著者フォローなど便利な機能、限定プレゼントのご案内も!

会員の方はログイン

ForbesBrandVoice

人気記事