データプラットフォームのStatistaの調査によれば、平均的な人は毎日合計6時間38分をオンラインで過ごしている。そう、私たちは毎日6時間半以上、ソーシャルメディアを見たり、ネットショッピングをしたり、ドゥームスクロール(悲観的なニュースばかりを検索または読み続けること)をしたりして、時間を浪費しているのだ。
想像してみてほしい。もしあなたがネットサーフィンで時間を浪費する代わりに、既存のスキルセットとWi-Fiを活用して、収益を生み出す製品やサービスを提供したら。それによって、経済的自由と柔軟性を実現できたのなら。あなたのキャリアと家計はどうなるだろうか。
もしあなたの給料が、出費や経済的な目標に見合っていないとする。その場合でも、昇進や昇級を待ったり、自分の仕事や経験の価値が給料に反映されることを願ったりする必要はない。普段、無駄にしてしまっている時間を最大限に活用すれば、会社に行かなくとも自宅にいながら副収入を得られるのだ。
2025年、高収入のリモート副業10選
オンライン消費者金融サービスのNetCreditは、複数のカテゴリーにまたがる144の一般的な副業について、Fiverr(フリーランスとクライアントをつなぐオンラインマーケットプレイス)の米国内における副業募集広告データを調査し、最も高収入な副業のリストを作成した。同リストは、募集広告に掲載された1日あたりの報酬に基づいてランクされている。
同調査によれば、デジタルメディアや文章を書くことが好きな人におすすめの10の副業は以下の通りだ(カッコ内は1日あたりの平均報酬額)。
1. ウェブコンテンツ・ライティング(107.50ドル/1万6167円)
2. セールスコピー・ライティング(100ドル/1万5039円)
3. ローカリゼーション・ライティング(72.50ドル/1万903円)
4. 履歴書ライティング(70ドル/1万527円)
5. プレスリリース・ライティング(70ドル/1万527円)
6. 記事やブログ記事のゲストコンテンツ・ライティング(65ドル/9,775円)
7. LinkedInプロフィール・ライティング(65ドル/9,775円)
8. ソーシャルメディアのコピーライティング(60ドル/9,023円)
9. 広告コピー・ライティング(60ドル/9,023円)
10. Eメールコピー・ライティング(60ドル/9,023円)
初心者が副業を始める方法
これら10の副業は、学位や長年の準備も必要なく、最小限の経費ですぐに始められるものだ。必要なのはノートパソコンと信頼性の高いインターネット接続、そして仕事のスケジュールに合わせて週末や朝、夕方などに毎週数時間、集中する時間だけである。それでは、今日から副業を始めるために必要な、4ステップの行動計画を紹介しよう。
1. ひとつの副業に集中する
あなたは多才かもしれないが、だからといって何でもすぐに飛び込む必要はない。あまりに多くのことを同時にすべてこなそうとすると、燃え尽き症候群になり、すぐにやる気を無くしてしまう。
それよりもひとつ選び、それに全力で取り組むのがいいだろう。前述したリストから自分のスキルセットや経験、興味に最も合う副業を見つけよう。そして、その副業を最低でも3カ月は続けることで、成果を出すのに十分な時間を確保できる。また、その副業で得た収入を、将来的に他の副業やビジネスへの投資にあてることもできる。