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2025.01.16 12:30

【レビュー】スント ソニックは運動中に最適な「耳をふさがない」骨伝導イヤホン

「スント ソニック」は運動中の使用に最適な骨伝導イヤホン(Suunto)

スント ソニックにはデュアルマイクとノイズキャンセリング(雑音低減)機能が搭載されているので、ランニングしながら電話を受けることができ、通話の音質も問題ない。ノイズキャンセリングは最大で時速16キロメートル程度の風まで対応できる。もっと高速で走れるスポーツ自転車に乗る人にとっては十分ではないかもしれないが、新年にジョギングを始めるような私の仲間たちにとっては確かに十分だ。

このイヤホンには3つのボタンが装備されており、音量調整や楽曲の選択と再生/停止、電話の応答/終了ができる。耳の前に装着するオーディオドライバー側にあるマルチファンクションボタン(曲の選択と再生/停止、電話の応答/終了を行う)は簡単に操作できるが、耳の裏側になる2つの音量調整ボタン(電源のオン/オフやBluetooth接続にも使用する)は、運動中に操作しようとすると区別が少々難しいかもしれない。しかし、何度か操作していると自然に区別できるようになる。

スント ソニックを試用している数カ月の間、私が感心し続けているのは、電源の管理がいかに優れているかということだ。フル充電には1時間しかかからないが、最大10時間も使い続けられる。また、充電済みの状態を非常に長く保つこともできる。つまり、使いたいと思った時にはほとんどいつでもすぐに使用可能ということだ。もし、何らかの理由でバッテリー切れになってしまっても、ケーブルをつないで5分ほど急速充電をするだけで、3時間の使用が可能になる。

ただし、充電ケーブルはなくさないようにしたい。このイヤホンはUSB-Cケーブルや充電ケースではなく、専用の磁気充電ケーブルを使用するからだ。
カラーバリエーションは3色が用意されている(Suunto)

カラーバリエーションは3色が用意されている(Suunto)

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翻訳=日下部博一

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