宇宙

2024.12.17 11:00

「クリスマスの訪れ」を盛り上げる月、水星が朝空にきらめく 冬至を迎える今週の夜空

夕暮れの空に輝く金星(Shutterstock.com)

12月22日(日):こぐま座流星群が極大

冬至の頃には毎年、こぐま座流星群が観測できる。もっとも、極大夜でも1時間に見られる流星の数は5~10個程度と少ないため、気長に待つのがいいだろう。

12月22日(日):水星が朝空にきらめく

「西方最大離角」を迎えて朝空にきらめく水星(Alan Dyer/Stocktrek Images/Getty Images)

「西方最大離角」を迎えて朝空にきらめく水星(Alan Dyer/Stocktrek Images/Getty Images)

もし水星をまだ肉眼で見たことがないなら、早起きして東南東の低空に赤っぽい光の点を探してみよう。双眼鏡を使うといい。太陽に最も近いこの惑星は、25日に太陽からの見かけの角度が最も離れる「西方最大離角」となるため、今は比較的明るく、見つけやすくなっている。地平線の開けたところで探せば、さそり座のアンタレスの近くに光っているのが見えるはずだ。
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forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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