文化で稼ぐ新ビジネスの担い手「カルチャプレナー」30組を選出(2024年版)

文化と経済活動を両立させ、新たな価値を生み出そうとする「カルチャープレナー」たち。本日9月25日発売のForbes JAPAN11月号では、今、日本各地で誕生しているそんな新しい起業家たちにフォーカスした「カルチャープレナー」を特集する。

今年で2回目となるこのアワードでは、好評を博した昨年と同様、13人のアドバイザリーボードを中心に候補者を推薦してもらい、編集部の審査によって30組を選出。若い世代を応援する意味を込めて、さまざまな角度で文化×事業を展開する45歳以下の文化起業家たちに登場してもらった。

選出されたカルチャープレナー30組はこちらでCHECK!(五十音順)
https://forbesjapan.com/feat/culture-preneurs30-2024/

この特集における「カルチャープレナー」とは、文化やクリエイティブ領域の活動によって、それまでになかった革新的なビジネスを展開し、豊かな世界を実現しようと試みる文化起業家のことを指す。

選出にあたっては、以下のどちらかに当てはまることとした。
(1)文化資産や地域資源を掘り起こし、新しい価値やエコシステムをつくろうとしている人たち、(2)日本文化の価値を世界に伝えていくことができるリーダーシップをもった人たち。



今回の表紙を飾ってくれたのは、ヘラルボニーCo-CEOの松田崇弥と松田文登だ。障害のある「異彩作家」たちが生み出すアートを軸にしたビジネスで世界へと踏み出している。

さらに、TRADMAN’S BONSAIの小島鉄平や、日本の文化や伝統を発信するプロジェクト「tefutefu」を立ち上げた森星、都知事選にも出馬したAIエンジニアであり起業家でもある安野貴博、北海道コンフェクトグループの長沼真太郎など、多様なカルチャープレナーたちの活動に光をあてるほか、ベネッセホールディングス/福武財団の福武英明と茶人でもあるTeaRoom岩本涼による「文化対談」、さらに文化庁長官の都倉俊一のスペシャルインタビューも収録した。

今、日本各地では、職人によって受け継がれてきた伝統技術や工芸品などが、担い手不足や時代の変化に伴い、姿を消しつつある。カルチャープレナーはこうした文化資産の価値に気づき、自分たちの手で今に息づかせたいと立ち上がった人々でもある。

長い時間軸で先を見据え、未来の文化を「今」つくり出そうとしている若い起業家たちに、ぜひ注目してほしい。

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