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2024.08.22 13:00

Gmailユーザー注意、アドレス内の「ピリオド」がプライバシーを危険にさらす

Getty Images

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20億人近い人たちがグーグルの無料メールサービスGmailを利用している。当然ながら、グーグルはユーザーのプライバシーを守り、悪質な行為からアカウントを保護するためにさまざまな対策を講じている。

毎日3000億通以上のメールが同サービスを通じて行き交う中、メールアドレス作成におけるたった1つの単純なミスで、あなたのメールが赤の他人にさらされてしまう可能性がある。さらにこのミスはあなたのプライバシーを危険にさらすだけでなく、Googleアカウント全体に悪影響を与える可能性もあるのだ。

Gmailのセキュリティは一流

あなたのメールを脅かすのは、サイバー犯罪者やハッカー、あるいは家族だけではない。最大の敵は、あなた自身かもしれない。Gmailは世界のメールプロバイダーの中で最も多く使われているため、あなたのログイン認証から個人情報まで、あらゆるものを盗もうとしている者にとってその受信トレイは格好の標的だ。

幸いなことに、Gmailには受信トレイのプライバシーを守り、のぞき見を寄せ付けないための最高のセキュリティ対策が施されている。またグーグルは、「高度な保護機能プログラム」として政治家、活動家、ジャーナリストなどリスクの高いユーザーを主な対象とした、本人のみがアカウントにアクセスできることを保証する最も安全なオプションを提供している。今年7月、同社は、本プログラムのために高価なハードウェアキーを購入することなく、パスキーのみでも利用できるようにすることで、プログラムをより魅力的なオプションにした。

またグーグルは、Gmailユーザーをマルウェアやスパムから守るためにAI言語モデルを使用して、マルウェアを通常のアンチウイルス製品の2倍検知できるようになっているという。さらに同社はGmailユーザーに大量のメールを送る送信者に対して厳格な認証を実施することで、悪意あるメールが受信トレイに入り込むリスクをさらに低減させている。

では、一部のユーザーが行っているという一連の保護機能をすり抜ける大きな穴を開ける行為とは何なのだろうか? その答えが、Gmailアカウントのユーザー名部分に「ピリオド」に利用することなのだ。

Gmailアドレスをいじり回すな

私の受信トレイとオンラインGmailグループのいずれもが、人はメールアドレスのユーザー名部分に「ピリオド」を利用したがり、その結果としてプライバシーとセキュリティの面で大きな失敗をするという事実を証明している。

私は自分自身の経験から、人々が無意識のうちにこの失敗をしてしまうことをよく知っている。
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翻訳=高橋信夫

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