今回の小惑星2024 MKについては、その恐れはなく、最も注目すべき点は、新発見の天体を自宅から観測する貴重な機会を提供することだ。ESAによると、ピーク時の明るさが8.5等級に達するという。ESAの
NEOツールキットを使えば、自分で観測計画を立てることができる。
また、今週地球に飛来するこの2つの小惑星は、毎年6月30日に開催される国連の「国際小惑星デー(
Asteroid Day)」にちょうど間に合うように到着する。小惑星デーは、小惑星に関連する機会とリスクの両方に対する意識の向上を目的として定められた日だ。さらには、1908年のこの日にシベリアの人里離れた地域に小惑星が衝突し、8000万本以上の樹木をなぎ倒した「
ツングースカ大爆発」を記憶にとどめるための日でもある。
ツングースカ大爆発を引き起こした小惑星は、今週接近する2つの小惑星よりも小さかった可能性が高い。
(
forbes.com 原文)