【タイヤメーカー人気ランキング第10位】正新
世界のタイヤ市場シェア率:2.5%正新(チェンシン)は、1967年に自転車用タイヤ製造業として創業した台湾のメーカーです。 普通乗用車から4×4バギー、モトクロスバイク、カートなど幅広いモータースポーツにて使われています。
自動車用タイヤメーカーとしては2005年に設立されたばかりであるにもかかわらず、最新のコンピュータ設備を活用して急成長。正新では「マキシス」ブランドとして、スポーツ向けから一般用途、トラック用タイヤまで幅広くラインナップしています。
国内展開主要ブランド
・マキシスタイヤ MAシリーズ(コンフォートタイヤ)
・マキシスタイヤ VRシリーズ(スポーツタイヤ)
・マキシスタイヤ VSシリーズ(スポーツタイヤ)
・マキシスタイヤ SPシリーズ(スタッドレスタイヤ)
・マキシスタイヤ i-ECO(エコタイヤ)
レースタイヤの技術を盛り込んだスポーツタイヤ「VR-1」をはじめ、日産・三菱の純正タイヤとしても選ばれるコンフォートタイヤ「MA」シリーズや、燃費性能を重視したエコタイヤ「i-ECO」などをラインナップ。MTB用やバギー用タイヤの製造技術を活かした、オフロード競技向けタイヤも人気です。
「買ってはいけないタイヤメーカー」はある?
タイヤメーカーは世界に数多く存在しており、中国だけでも100社以上あります。もちろんそのなかには買ってはいけないメーカーも存在します。注意が必要なメーカーの特徴は「名前が聞いたことがないメーカー」と「価格が異様に安いメーカー」です。こういった特徴があるメーカーのタイヤは「ロードノイズがひどい」「雨の日滑りやすい」「タイヤに個体差がある」「劣化が著しい」などさまざまな問題が起こりがちです。
買ってはいけないタイヤメーカーを判断するには、タイヤの信頼性の証となるISO規格や欧州ECE規則、アメリカDOT規格などの品質管理体制認証の有無と日本法人の有無を確認しましょう。
日本法人や正規代理店がないタイヤメーカーはそもそも日本での販売を想定していないため、実際に販売されているタイヤはいわゆる並行輸入品であり、日本の独自規格であるJATMAも取得されていません。各承認を得るためには多額の費用がかかり、その費用はタイヤ価格にも反映されるため、信頼できるタイヤはどうしても価格が高くなります。
価格が異様に安いタイヤは承認を得ておらず、承認を得ていないタイヤは知名度も上がりません。聞いたことがないメーカーの格安タイヤを購入する際は、まず日本法人のホームページを探し、認証に関わる記載内容をよくチェックするようにしましょう。