パンデミックの経験を糧にCESを「参加しやすいイベント」にした
CESはエレクトロニクスをテーマとする世界最大の見本市でもある。CESが対面形式のリアルイベントにこだわる理由は、それがビジネスの「量」をこなすために最適なスタイルだからなのだとコミスキー氏が説く。「過去にCTAが実施した調査から、CESに商談のため訪れる方々は4日間の会期中、平均して29回のミーティングをこなしていることがわかりました。この商談の『量』はイベントが対面形式で行われるからこそ実現できます。出展社の方々にとっても、CESは自社の製品やテクノロジーをたくさんのトレードビジターや投資家に見せられる絶好の機会なのです」
コミスキー氏はパンデミックを経験したことで、CESのように大規模なイベントを安心・安全に開催するノウハウも培ったと振り返る。
