注目を浴びる日本の大手企業・スタートアップの展示
CES 2024に集まる日本のテクノロジーや出展社に対する期待感をコミスキー氏に聞いた。「多くのスタートアップが集まるEureka Park(エウレカパーク)の展示会場に、今年もJETRO(日本貿易振興機構)が率いるJ-Startup/JAPANパビリオンが出展することを大変うれしく思います。日本のスタートアップによるさまざまなイノベーションに触れられる機会が今からとても楽しみです。CESに出展する日本の企業は、これまでにもオーディオビジュアル、ゲームにメタバースなどさまざまな分野のイノベーションを導いてきました。マイクロデバイスや半導体に関わる日本のテクノロジーもまた、エレクトロニクスの技術が発展を遂げるためのエコシステムに欠かせない大事な役割を担っています。モビリティの分野ではホンダのようなグローバル企業がCESに参加してくれることをとても頼もしく感じています。アグリテック(農業領域のテクノロジー)をリードするクボタの展示も見逃せません」
コミスキー氏は「エレクトロニクスに関わるテクノロジーの最先端でいま何が起こっているのか、知りたければCESに出展する日本企業のブースをつぶさに見て回るべき」だと付け加えた。
Eureka Parkには日本以外にも世界各国から多くのスタートアップが出展している。国や地域、あるいは民間のベンチャーキャピタルや企業が支援するスタートアップを集めたパビリオンが、巨大なホールに所狭しと並ぶ展示は1日かけても見切れないほど内容が充実している。今年のCESに参加する方は、時間を割いてEureka Parkにも足を運ぶことをおすすめしたい。
連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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