69%。これは2月のGallup調査による国の中絶法に満足していない米国人の割合で過去最高だった。半数近い46%の人々が、法律をもっと緩やかにしてほしいと答えたのに対し、より厳格な法律を求めたのはわずか15%だった。
デサンティスは大統領選出馬をまだ表明していないが、数週間以内に発表すると広く予想されている。同氏は4月に、フロリダ州の6週間中絶禁止法案に署名したが、発効されるのは、現在法手続きが進められている15週間以降中絶禁止法に対する異議申し立てを最高裁判所が却下した場合に限られる。
共和党はこれまで、中絶禁止に関して合意を得ることにことごとく失敗しており、トランプを含む党の幹部らは、2022年中間選挙の敗北理由をメッセージング問題のためとしている。共和党全国委員会のロンナ・マクダニエル会長は先月「 自分の立場をはっきりさせるべき」と発言し、この問題は「2024年以前に伝えるべき極めて重要なメッセージ」であると指摘した。
ティム・スコット上院議員(共和党、サウスカロライナ州)も大統領選出馬を考えており、20週の中絶禁止を支持すると最近表明した。2024年共和党大統領候補者のエイサ・ハッチンソン前アーカンソー州知事は、国による中絶禁止を条件付きで支持しているが、同氏は2021年、強制性交や近親相姦を例外としないほぼ全面的な禁止を命じる州法に署名した。
(forbes.com 原文)