最初に出た「336本」は完売で、今年の2月には3番目の「キムチャンスウイスキー」が販売されるというニュースが流れると、2日前から店の前に長蛇の列ができた。しかし、「キムチャンスウイスキー」をつくっているのはスタートアップ企業で、完売が続いても収益性がまったくないという。
とはいえ、韓国でのウイスキーの市場はどんどん拡大している。そこで、韓国の財閥であるロッテや新世界が、済州島にウイスキーの蒸溜所をつくるということなので、数年後にはそうした韓国産のウイスキーが流通することになるかもしれない。
ただそれまでは、海外から原液を買ってくるウイスキーや日本をはじめとするウイスキー大国からの輸入品が、韓国の若者たちの舌をうならせることになるだろう。