現在成井氏は、メディア事業に加え時代の変遷に合わせたサービスとして、ノーコードでオウンドメディアを立ち上げられるCMSサービスなどSaaS型事業も手がけている。
今後について成井氏は「ESG(環境、社会、コーポレートガバナンス)領域でオウンドメディアを強化していきたい」と話す。昨今のSDGs文脈からカーボンニュートラルや人的資産の開示など企業のスタンスがシビアに見られていく中で、オウンドメディアはサービスやモノの良さをアピールするだけでなく、その背景を伝えることが重要なようだ。
その上で成井氏が今注目しているオウンドメディアはESG系の「ITOCHU/equallybeautiful.」だという。企業のESG発信の場としてオウンドメディアを活用しており、編集者による高いクオリティのコンテンツが揃っている。
オウンドメディア担当者は、これから先求められていることや時代の流れなどを汲んで自社のオリジナリティや強みを活かした情報発信を心がけたい。