これまで、航空券が最も安くなるのは、週末(特に日曜)ではなく週の中頃だった。米国では、月火水に出発する国内線は週末の出発便よりも平均で約20%安い傾向にあった。
しかし、2年にわたる新型コロナウイルスの流行が、この傾向を変えた。グーグルは、今年は2020年と比べ、週末の移動に関して「いくらか柔軟性が見られるようになった」と説明。5月のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の連休では、例年と比べて移動日が早まり、木曜日の出発が増えたとしている。その理由としては、「仕事での柔軟性が増えたことや、仕事のパターンが変化していること」があるとの見解を示した。
ただ、価格が上がるタイミングは出発のおよそ2~3週間前で、「過去数年の間に大きな変化があったものの、変わっていない」という。
(forbes.com 原文)