ディスプレイは23.3インチ(1920×1080ドット)のIPSパネルを採用。ディスプレイの上左右がナローベゼルで画面占有率は92.8%。リフレッシュレートは75Hzで、輝度は250nit(理論値)、視野角は178°となっている。
一番の特徴は、ユーザーからの声も多かった回転機構を搭載したこと。ディスプレイ部が90°回転するので縦表示にも対応し、縦長のウェブサイトや表計算シートなどを効率よく表示できる。
縦に回転させて、eBookモードで表示
またモノクロで表示するeBookモードを搭載。明るさを抑えつつ、文字をくっきり表示できるので、カラー表示は不要だが長時間ディスプレイを見るといった作業が多いユーザーにはうれしい機能だ。
映像入力はHDMIとDP(DisplayPort)の2系統。残念ながらType-Cでの入力には非対応だが、その分価格が抑えられており、縦横回転機能を搭載したモデルがメーカー直販で税込2万6800円。また回転機構を省いたモデルも用意されており、そちらは税込2万2800円で購入しやすいプライスゾーンだ。発売は9月15日から。
8000円台とコスパ抜群のWi-Fiルーター
ディスプレイと同じく、在宅勤務をするならリプレイスをオススメしたいのがWi-Fiルーター。1度導入すると数年は入れ替えないユーザーが多いが、Wi-Fiの通信規格は年々進化しているため、単純にWi-Fiルーターを入れ替えるだけで、高速で快適な通信環境に置き換えることができる。
またルーターは24時間/365日稼働し続ける製品で、通信処理も負荷が高いため熱によるパーツの破損や劣化による不具合が出やすい製品。意外と「使えてはいるけど、なんとなく不調で再起動させる機会が最近増えている」という状態のまま使っているユーザーも多いが、これも思い切ってWi-Fiルーターを買い替えると快適になる。
「HUAWEI WiFi AX3」は、そんな買い換えを躊躇しているユーザーが手を出しやすい、直販価格税込8800円という低価格のルーター。最近承認された最新規格「Wi-Fi 6e」には非対応なものの「Wi-Fi 6」には対応しており、理論値では最大3000Mbpsでの通信が可能となっている。
「HUAWEI WiFi AX3」のリニューアルモデル
また同名の従来製品でも「IPv6」方式には対応していたものの、日本のISP(インターネット・サービス・プロバイダー)が採用している規格には非対応だったが、今回のリニューアルモデルでは対応。新しいIPv6のほうが契約者数も少なく速度が高速なケースもあるため、ISPの接続契約をIPv6にしている、もしくはしたいユーザーにもオススメだ。