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Forbes JAPAN Web編集部

チョコ部分の気泡が大きくなりすぎたり、コーン部分が欠けてしまったりした「ジャイアントカプリコ<いちご>ふぞろい品」

10月30日は「食品ロス削減の日」。

食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことで、農林水産省と環境省の推計によると、日本の食品ロスは年間600万トン(2018年度)に及ぶ。

そのうち、事業活動を伴って発生する食品ロス「事業系食品ロス」は54%、各家庭から発生する食品ロス「家庭系食品ロス」は46%を占める。食品ロスを減らすには、企業と家庭がそれぞれ努力する必要があるのだ。

そんな「食品ロス」の削減に、積極的に取り組む企業が江崎グリコだ。10月22日には、形がふぞろいのためこれまで販売することができずにいた「ジャイアントカプリコ<いちご>ふぞろい品」を、はじめて発売。ふぞろい品10本セットを734円(税込)で販売している。通常商品は1本108円前後(税込)で販売しているため、おおよそ3割引きの価格となる。

大手菓子メーカーがふぞろい品を商品化するのは稀で、同社でもジャイアントカプリコが「冬のくちどけポッキー」に次ぐ2例目となる。

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「ジャイアントカプリコ<いちご>ふぞろい品」のパッケージ。ひと目でふぞろい品だと分かるようにデザインし、側面にはフードロスに関する説明書きも記載した

なぜ「ふぞろい品」を販売するのか


販売に至った背景には、同社のサステナブル方針がある。

江崎グリコでは、2019年6月に、事業を通じて社会に貢献するためのマテリアリティ(重要課題)20項目を特定。2021年3月にはそれをベースに、2050年をゴールとした中長期ビジョン「Glicoグループ環境ビジョン2050」を策定した。

同環境ビジョンでは、4つの分野について目標とKPIを設定している。その分野とは1. 気候変動への対応/温室効果ガスの削減 2. 持続可能な水資源の活用 3. 持続可能な容器/包装資源の活用 4. 食品廃棄物の削減。このうち「4.食品廃棄物の削減」の目標として定められたのが、「2030年に食品廃棄物を95%削減(2015年度比)する」である。

文=田中友梨

サステナブル

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