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感謝の手紙を書くことほど、大半の人がストレスに感じることはない。しかしジナ・ハマディーにとって、感謝の手紙は単なる情熱だけでなく本の題材にもなった。

彼女は、365通の感謝の手紙をつづった1年について『I Want to Thank You(あなたに感謝します)』の書籍を執筆。彼女は友人から家族までさまざまな人に感謝し、感謝の手紙を書くことがどれほど自信につながり、絆や自分自身とのつながりを再構築するかを実感した。

雑誌の編集者からフリーランスのコンテンツライターになったハマディーは数年前、参加していた慈善活動の寄付者に礼状を書いた。「これは必ずしも、楽しみにしていた作業というわけではなかった」とハマディー。

「しかし、礼状を書くことにより私の脳には本当に良い効果がもたらされたように感じた。私は、こうした前向きで静かな集中できる時間を求めていたはずだ。肩がリラックスし、ゆっくりとした呼吸を感じ、前よりはるかに良い気分で電車を後にした」(ハマディー)

ハマディーはその月の終わりまでに、毎日1通ずつのペースで31通の礼状を書いた。それから彼女は1年を通し、毎日1通の礼状を書いた。彼女の本はこの感謝の1年を追うもので、それぞれの章は月ごとに異なるテーマを扱っている。

偶然にも、ハマディーがこのプロジェクトを開始したのはフリーランサーとしての転換期だった。「私は最も収入が低い年を終えたばかりで、その一部は出産・育児休暇を取って過ごしていた。私はキャリアに関して少し落ち込んで、途方に暮れていた」とハマディー。彼女は、礼状を書くことで喜びと感謝を広めるられるだけでなく、仕事やプライベートも充実すると考えている。

ここでは、ハマディーが共有するキャリアや人生を変える礼状の書き方を紹介する。

1. 自分のメンターが誰かを考える


「私はこれを、本気で難しいことだと思っていた。仕事を渡り歩くような人ではなかったし、上司もそれほど多くなく、メンターになった人は5、6人かと思っていたが、職務経歴書を前にすると信じられないほど多くのメンターの名前が挙がった。キャリアの中でどれほど多くの人に支援され、教訓を授けられたかについて考えるのはとても良い気分だった」(ハマディー)

2. 「時効」は存在しないことを理解する


「礼状を書くときの1番のルールはすぐに送ることだと考えがちだ。それが結婚式の贈り物への礼や受け取った旨を知らせるためだけのものならこのルールが当てはまる。しかし感謝の手紙に関して相手はこのような期待値を持っていないため、遅過ぎるということはない」(ハマディー)

3. 手紙は長くなくてもよいことを理解する


「長々とした手紙を書く必要はない。縦10センチメートル、横15センチメートルの小さなカードでも、両面を使えばかなりのことが書ける」(ハマディー)

翻訳・編集=出田静

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