本記事では、マインドセットを切り替え、ポジティブ思考になる方法を知るために、「MBSメソッド」の生みの親であるナターシャ・グラジアーノ(Natasha Graziano)に話を聞いた。MBS(Meditational Behavioral Synchronicity:瞑想的行動同期)とは、マニフェスティングとマインドセット転換に対して科学的アプローチをとるプログラムだ。
マニフェスティングは精神論として扱われがちだが、MBSメソッドは神経科学を基盤としている。彼女は10年以上かけて、手法の研究と改良を重ね、マニフェスティングと科学的アプローチを融合させた。こうして生まれたMBSメソッドは、自分自身を抑制してしまう信念を取り除き、変化を推進するポジティブなマインドセットを培うことに主眼を置いている。
グラジアーノによると、「マニフェスティングとは、今すぐ何かを実現すること、自分の思考から結果を生み出すこと、目標を実現することだ」。これには胡散臭いことなど何もない。それどころか、ポジティブなマインドセットを身につけて、人生に成功をもたらす一番の近道だ。
思考プロセスを変えると、脳内ニューロンの配線も変化する。これこそポジティブシンキングの力だ。「内面で考えていることはすべて、外の世界に反映される」と、グラジアーノは主張する。
ポジティブな考えをもっていれば、身の回りのポジティブな要素がもっとたくさん見えてきて、物事を違った角度から眺めるようになる。逆にネガティブ思考をしていると、周囲のネガティブ要素ばかりが目に入ってしまう。
ビジネスと人生において成功を勝ち取るマインドセットを得るために、グラジアーノが提唱する「マニフェスティングの5つの柱」を実践しよう。