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(C)weezy

アレックス・デントとクリストフ・ファン・ベベレンの2人は、食料品デリバリーのスタートアップ「Weezy」を設立するにあたり、競合のDeliverooの仕事を数回経験したという。彼らはこの分野の配送やロジスティクスについて、より深く理解する必要があったからだ。

Weezyは、英国の都市部で食料品を15分以内に届けている。

ロンドンに本拠を置く同社は、昨年イギリスやヨーロッパで誕生した、「ダークストア」と呼ばれるフルフィルメントセンターのネットワークを通じて、食料品を迅速に配達することを約束する数多くのスタートアップの1社だ。

パンデミックによるロックダウンの中で、自宅に閉じこもる人が増えた結果、2020年初頭から、食品や食料品のデリバリーの需要は急拡大している。英国のネットスーパーのOcadoのような伝統的企業はもちろんその恩恵を受けたが、WeezyやDija、Zappのようなスタートアップも新たな顧客をつかもうとしている。

「Weezyの基本理念は、必要なものだけを顧客の家に届けるというものだ。顧客は、1週間分の買い物をしたいのではなく、その時に消費したいものだけを購入する」とデントは話す。

昨年から始動したWeezyは、すぐにこの需要を開拓し、投資家たちの注目を集めた。同社はLeft Lane Capitalが主導したシリーズAラウンドで2000万ドル(約22億円)を調達した。

それ以来、ベンチャーキャピタルは迅速なデリバリーを行うスタートアップにさらに多くの資金を投入している。トルコのGetirは評価額を75億ドルに引き上げ、ドイツのFlinkは立ち上げからわずか6カ月で2億4000万ドルを調達した。

このような競争の激しい市場において、Weezyのファン・ベベレンは、顧客のニーズにマッチする品揃えと信頼が重要になると述べている。「この分野のすべての企業は、顧客に代わって商品を選択しなければならない」と彼は話した。

さらに、サービスのクオリティを犠牲にすることなく、迅速な配送を実現することが、新たなデリバリー企業が生き残る上での必須の課題となる。

「それを可能にするシンプルなソリューションは、フルフィルメントセンターを顧客のそばに設置することだ。Weezyはこのやり方で、15分以内の配達を実現している」

編集=上田裕資

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