自信をなくしたときに読みたい 前に進む勇気をくれる記事7選

苦労を乗り越えてきた偉人の教えが、あなたの背中を押してくれる(Oscar Wong/Getty Images)


5. 毎日は同じようでいて、決してそうではない。それだけでもう面白い


「100歳になったら政治記者になる」 元祖セルフメイドウーマン黒柳徹子の仕事哲学

老若男女に愛される黒柳徹子さん。唯一無二な存在感とタレントとしての華やかなキャラクターに目を奪われがちだが、自分にしかできない仕事で結果を出し続けてきた「超一級のビジネスパーソン」にほかならない。

そんな黒柳さんを動かしてきたのは、「面白そう」「やってみたい」という好奇心。毎日まっさらなノートの新しい1ページを開くように仕事に向き合ってきた。そして、自分が面白そうと思った仕事を続けるためには、人間関係を大切にすることが大事だという。

「仕事の可能性を広げたり、同じ人たちと長く一緒にいたり、いつでも自由でいたいと思うなら、一緒に働く人に対して、自分から好き嫌いをしないことですね。『あの人は意地悪みたい』とか『この人はいい人に違いない』なんて、良くも悪くも他人に期待しすぎないことです。『なるほど、この人はこういう人なのね』と、ただ『ふんふん』と思うだけ」

良くも悪くも他人に期待せず、自分の好奇心に忠実でいること。そんな彼女の生き方を手本にしたい。

6. 「頑張らなくてもやりたくなるシステム」で突き抜ける


7年間、毎日3時間の自分磨き。武井壮が編み出した「選ばれる人になる方法」

「百獣の王」を名乗り、「動物の倒し方」で人気者になったタレント武井壮さん。遅咲きの39歳で芸能界に転身して以来、どんなに忙しくても、毎日計3時間を自分磨きに費やす生活を7年も続けてきた。

まるで都市伝説のようにストイックで、誰にも真似できない生き方に思えるが、本人は「自分ではまったくそう感じていません」と話す。

そんな彼を動かすのは、「頑張らなくてもやりたくなるエコシステム」の存在。このシステムを作れれば勝ちだという。努力とは辛いものという先入観を変えることから始めてみよう。自分を変えるための一歩は思っているより軽いのかもしれない。

7. 不本意な配属こそに、チャンスが潜んでいる


嫌な部署に回されたら、むしろ喜んで行きなさい──出井伸之流 実力の伸ばし方

ソニーのCEOを10年間務め、同社の成長を押し上げた出井伸之さん。彼がソニーに入社して遭遇したのは、不本意と思える最初の配属だったという。

意に反した部署への配属を乗り越えた出井さんは、「何かに対して嫌だと感じるのはそれが苦手なことだから」と話す。

「だから、嫌な部署に行かされたら、喜んで行かなくちゃいけない。その後も僕はいろいろな部署を経験しましたが、花形の職場で過ごす10年より、ずっと力がついたと思いました。人脈ができたし、さまざまな知識も得られた」

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1995年から10年間、ソニーのCEOを務めた出井伸之さん(Koichi Kamoshida/Getty Images)

思いがけず厳しい状況に遭遇し、落胆することもあるかもしれない。そんな時に思い出したいのが、不本意な運命こそにチャンスが宿っているということ。長い目で見れば、むしろ成功のカギになっていることもあるのだ。

文=島田早紀 編集=松崎美和子

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