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2021.05.13 10:00

トヨタ次期「新型ランドクルーザー300系」はグリルが大型化?


FJA300/F33A-FTV


3.3LのV型6気筒ディーゼルターボエンジンで、TNGA設計で開発された新型です。型番の「33」は、排気量が3.3Lであることを示していると考えられている。

現行の200系ランドクルーザーにはガソリン車しか設定されていなかったため、ディーゼル仕様を望んでいたファンにとってはうれしい要素だ。

新型300系ランドクルーザーでは、TNGA設計のラダーフレーム構造を採用するため、ディーゼルエンジンの力強い低速トルク、四輪駆動システムと組み合わせることで、オフローダーとしての高い性能が期待される。


出典:モルドバ知財財産庁

兄弟車のレクサス LXに関しても、米国特許庁にディーゼルモデルと思われる「LX500d」の商標が申請されていたことから、ランドクルーザーにディーゼルモデルが搭載される可能性は高い。

VJA300/V35A-FTS



V35A-FTSエンジン

V35A-FTSは排気量3.5LのV型6気筒ツインターボガソリンエンジンです。国内のガソリンモデルにはすべてこのエンジンが搭載されると思われる。


V35A-FTSを搭載しているレクサス LS

V35A-FTSはレクサスの最上級セダンであるLS500が搭載しているものと同じエンジンであるため、同様のスペックであれば最大出力は400PS、最大トルクは600Nmになると予想される。ちなみに1UR-FEは、最高出力が318PS、最大トルクが460Nmだ。

遅れてハイブリッドも設定される?


GRスポーツに加え、パワートレインにハイブリッドが設定される可能性もある。

現時点でリークされている画像などには記載されていないが、将来的にはすべての新車が電動化すると言われていることに加え、2022年に施行が予定されている騒音規制のフェーズ3などから、ハイブリッド化は必須だと思われる。

燃費


2021年3月24日、ガソリンエンジンモデルの燃費がサウジアラビアでリークされた。ディーゼルモデルに関する情報は現時点ではない。

リークされた内容は以下表のとおり。



補足:車両タイプの「軽トラック」は、サウジアラビアで定められている分類で、四輪駆動車・ピックアップトラック・貨物バン・10人以上の乗客用ミニバスといった車両が該当する。

現行のランドクルーザー200系(国内仕様)のWTLC燃費は6.7~6.9km/Lほど

現地の燃費基準とは若干の違いがあると考えられるうえ、排気量も4.6Lから抑えられているものの、10km/L前後という燃費はランクル300系の購入を検討している方にとっては朗報だと言えるう。
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