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国連によると、世界中で生産される食品の3分の1近くが悪くなるか捨てられている。こうした食品の大量廃棄は、世界的な飢餓の原因であるのみならず、温室効果ガスの大きな排出源となっている。

『The Zero-Waste Chef:Plant-Forward Recipes and Tips for a Sustainable Kitchen and Planet(廃棄物ゼロのシェフ:植物由来食品を中心としたレシピと、サステナブルな台所と地球を作るコツ)』の著者、アンヌマリー・ボノーによれば、廃棄食品は埋め立てられ、酸素を絶たれることで、腐敗時にメタンを排出する。メタンは20年間の温室効果が二酸化炭素の30倍にも上るガスだ。

国連食糧農業機関(FAO)によると、食品廃棄は世界の温室効果ガス排出量の約8%を占めている。ボノーは「航空業界が出している二酸化炭素は全体の約2.5%であることを考えれば、規模が分かるだろう」と述べた。

無駄にされているのは食べ物だけではない。廃棄物ゼロ活動の専門家リンジー・マイルズは「食料生産を増やすため、原生熱帯雨林や泥炭地などの重要な生態系を含む土地が切り開かれ、人々が住居から追いやられ、生き物の生息地が破壊されている」と指摘する。

では、私たちが日々の生活で食品廃棄を最小限に抑えるには、どうすればよいのだろう? 以下に、専門家が勧める家庭での食品廃棄削減法を8つ紹介する。

1. 買い物前に今ある食材を確認する

マイルズは「二重に買ってしまわないよう、今何があるかを確認し、それから必要なもののリストを作る」よう提案。「リストを作ればそこにあるものに集中でき、衝動買いを減らせる」と指摘した。さらにボノーは「キッチンをまず物色することで、包装ゴミも減らせる。買う食品の量が減れば、家庭に持ち帰る包装も減るからだ」とした。

2. 青果を正しく保存する

全て冷蔵庫に入れるのではなく、それぞれの食材をより長く持たせるための正しい保存方法を理解しよう。マイルズは「じゃがいもや玉ねぎは暗い場所で個々に離して保存すればしなびない。りんごは冷蔵庫で保存すれば新鮮さを保てる。熟していない果物は熟すまでカウンターに置いておく。葉野菜は果物と一緒にするとすぐ黄色くなるので、別々に保存すること」を勧めている。

編集=遠藤宗生

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