「働き方を選択できる社会」を創るストーリーたち

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中国・湖北省武漢市で「原因不明のウイルス性肺炎」として最初の症例が確認されて以来、新型コロナウイルスが瞬く間に世界中に感染が広がるなんて、桜が咲く前は想像もしていませんでした。

実は2月の頭はイタリア・フランス・オランダ・ドイツをヨーロッパ出張で巡っていました。その時はまだ武漢が中心でした。5月_日現在、215以上の国と地域で、410万人以上の感染者にまで拡大しており、地球全体で同時にこの未曾有の危機に面していると言えるでしょう。

世界中で様々な産業が打撃を受け、感染拡大への対応だけでなく株価対策に追われている状況です。グローバルな大手企業ですら大変な状況ということは、スタートアップへの影響ももちろん大きく、2020年第1四半期のグローバルの投資案件数は前期比20%減と予想されており、さらにアジアにおける投資案件数は前期比40%減にも及ぶとも言われています。

コロナ禍に立ち向かうスタートアップ


2018年春にPlug and Play Japanに入社してからの2年間、パートナーである日本の大企業と連携して採択したスタートアップは200社を越え、イベントや選考会などでお会いしたスタートアップも含めると300社を越えます。

弊社のアクセラレーションプログラムに応募いただくスタートアップはビジネスを”アクセラレート”(加速)させるためにプログラムを活用いただくので、とにかく速さがすごい。ものすごい速さでプロダクトやサービスが変化・成長していき、卒業後もそのスピードが衰えることもありません。

ウェブサイトで「Press Room」という採択したスタートアップのリリースをまとめるページを作ったのですが、最近はニュースの数が多く、私だけでは更新が間に合わなくなっている程です。

コロナ禍にも関わらず、多くのスタートアップが「こんな取り組みをしています」「サービスを(期間限定で)提供します」などのニュースを発信していることを目の当たりにし、同時に本社主導で世界中のスタートアップの情報をまとめたeBookの制作・公開があり、「これは日本でも取り組まなきゃいけない!」とチームで一念発起し、4月末にeBook「新型コロナウイルスに立ち向かう100のスタートアップ」を制作しました

本社のeBookでは30社のスタートアップを取り上げていたのですが、同時にグローバルチームで各拠点ごとにスタートアップを紹介するシリーズからも選定して、日本では国内外100社のスタートアップを紹介することにしました。日本のスタートアップは41社で、次にアメリカが26社、中国が11社と続きます。

設立経過年数も調べて見たのですが、62社が5年以内、3〜4年以内が30社と最も多いという結果に。もちろんコロナ禍でサービスを展開するスタートアップは100社だけではないですが、今回の結果を見ると、比較的設立経過年数が若いスタートアップが、動きが早くプロダクトのピボットも行われている印象でした。

文=藤本あゆみ

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