ビジネス

2020.04.06

小売業界の革命児、「b8ta」が日本に上陸する理由

b8ta Japanカントリーマネージャーの北川卓司


──「b8ta スタートアップ・D2C サポートプログラム」の提供も始められました。

小売業をはじめとした多くのサービス業が新型コロナウィルスの世界的大爆発という不測の事態によって、大きな影響を受ける中、体験をメインにおくb8taもアメリカやドバイの店舗で打撃を受けています。自社を含め多くのスタートアップや D2C が難しい局面にある中、1 社でも多くのスタートアップや D2C ブランドをサポートすることで、当座の売上支援を行いたい。そんな想いで提供を開始しました。



このプログラムは、ガジェットや家電製品だけでなく、ファッション、コスメ、飲料・食品(店頭では試飲・試食のみ)、アプリ、サブスクリプションサービスなど幅広い商品・サービスでの応募が可能なので、ぜひ1社でも多く応募してもらえたら嬉しいです。

──新型コロナウィルスの影響もあり、難しい状況だと思いますが、この事業に懸ける意気込みを聞かせてください。

実店舗の展開は固定費もかかりますし、初期投資もそれなりにかかります。規模の小さい企業は路面店を出したり、ショッピングモールの低層階に入ったりするのはとてもハードルが高い。そこでまずは実店舗を持つ前にプラットフォームとしてb8taを使ってもらい、一旦実店舗を展開してみて欲しいと思います。


新宿にオープン予定のb8taの店舗イメージ

例えば、家電量販店はフロアごとに商品のカテゴリが別れており、同じブランドの商品であっても異なる階に行かなければいけない。

b8taの店舗であれば、ブランドが伝えたいメッセージをより正確に伝えられるほか、同じ場所でブランドの商品をすべて見れるので発見の創出につながるはずです。b8taは新しいテクノロジーや、今まで触れたことのない面白い商品やサービスとの出会いを創出し、少しでも日本を元気にすることができれば、と思っています。

文=新國翔大 人物写真=小田駿一

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