ビジネス

2020.04.01 13:00

フリーランスの「家借りれない問題」を解決──次世代型の与信審査サービスが登場

(左から)ジェネシア・ベンチャーズ インベストメント・マネージャー 相良俊輔、リース 取締役 尹 英俊、リース 代表取締役 中道 康徳、ジェネシア・ベンチャーズ 代表取締役 田島聡一

「個人の信用価値を最大化する」をミッションに掲げ、フリーランス*1向け賃貸与信アプリ『smeta(スメタ)』およびフリーランス向け家賃債務保証サービス『smeta保証』を展開するリースが、ジェネシア・ベンチャーズを引受先とした第三者割当増資と、その他金融機関によるデットファイナンスを含め合計約7000万円の資金調達を実施した。

*1 特定の企業や団体に専従せず、独立して仕事を請け負う個人事業主もしくは個人企業法人のこと。

なぜフリーランスは入居審査に落ちるのか


昨今、働き方改革やワークスタイルの多様化が進み、自身のライフスタイルに合わせて場所や時間に縛られず働くフリーランスは、調査*2によると日本の労働人口の16.4%を占める1087万人にのぼり、その経済規模は20兆円を超えると試算されている。

また、同調査ではフリーランスの半数以上が現状に満足しているとする一方、フリーランスを続けていくための障壁として、「収入の安定性」の他に「社会的信用が得難い」という回答が多く挙げられている。中でも、住居の賃貸借契約において家賃債務保証会社*3が入居審査を行う際、フリーランスは、「勤務先・勤続年数・年収」などの証明が難しいことから、与信審査が通りにくいという傾向にある。

*2 【ランサーズ】フリーランス実態調査2019年版
*3 入居者が賃貸住宅の契約をする際に、入居者の連帯保証人となることで、万が一入居者が家賃を滞納した場合に入居者に代わり家主に家賃の支払いを行う会社。

リースが提供するソリューション

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この現状を踏まえリースは、社会の変化を捉えた新たな入居審査方法が求められていると考え、2019年4月より、フリーランスが引越しの前段階で信用力を適切に評価し、「事前与信」として与信枠(借りられる家賃の上限額)を付与する、賃貸与信アプリ『smeta』の提供を開始した。

これにより、事前与信の枠に収まる家賃の部屋であれば入居審査を100%通過できることから、フリーランスであっても正規雇用者同様の簡単かつスムーズな引越しが可能になった。加えて、入居後の家賃支払履歴が『smeta』内に蓄積され、利用実績に応じて与信枠が増減する仕組みが搭載されているため、次回引越しをする際は増加した与信枠を活用することで選択肢の幅が広がる。

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PR TIMESより

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