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アパホテル社長 元谷芙美子氏

「アパホテル」は4月2日、新コロナ宿泊療養施設としていち早く名乗りを上げ、話題となった。

アパホテルネットワークは全国最大の618ホテルを展開するホテルチェーンだ。その客室数は日本一の98174室(2020年2月26日現在、建築・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む)に上る。昨年はグループ連結総売上1371億円で過去最高売上を更新した。

Forbes JAPANでは新型コロナの災禍到来前、「私が社長です」のコピーと華やかな帽子姿でも知られる元谷芙美子アパホテル社長に、自社の「朝食ビュッフェ」をどう選ぶのか、食べるのか、そして「アパ社長カレー」はどう楽しむのかを取材していた。

その後に世界を襲ったコロナ禍。残念ながら禁忌とされるものの代表にすらなってしまった「ビュッフェ」だが、ここでは、再び楽しめる時期到来への願いを込めて、以下公開する。

聞き手は、あの伝説のグルメ番組「料理の鉄人」にも関わったテレビディレクターにして演出家であり、同人誌「食べ方図説 崎陽軒シウマイ弁当編」発行人も務める「食べ方学会」会長の市島晃生氏。マスコミの世界で、365日、苛酷な不規則勤務を強いられる苛酷な業務をこなしながら、今日の仕事と明日の充実のため、「後悔しない今日の一食」を追求し続けてやまないベテランテレビマンだ。

実際にビュッフェを取りながら話を聞いたのは「アパホテル&リゾート<横浜ベイタワー>」のビュッフェ会場だった。

アパホテル朝食ビュッフェ
提供:アパホテル


市島:今日は社長が、自社チェーンの朝食ビュッフェを何から取るのか、どう組み合わせるのか、何から召し上がるのかを教えていただきたく、出張で「アパホテル」を利用される全国のビジネスパーソンの方々を代表して伺いました。またもう一つ、「アパホテル」社長ご自身が「アパ社長カレー」を召し上がるところを一目、拝見したいと思い、馳せ参じました。どうぞよろしくお願いいたします。

では、さっそく、ビュッフェを取っていただきましょうか。

元谷:(立ち上がってビュッフェの方に歩く。入り口の惣菜やサラダはスルーし、いきなり「みりん干し」のコーナーへ)私はみりん干しが大好きなんですよ。朝ご飯には、焼いていただくのが私、大好きなんです。もうこれで要らないくらい、本当は。


提供:アパホテル

市島:小さい頃の思い出がみりん干しにはありますか?

元谷:ありますよ。福井で生まれて、お魚がおいしい所ですから。それから焼いたさばが大好きで、親戚が料理屋さんをしてて、お魚屋さんもしてるんですよ。「花守」という料理屋と「花口」というお魚屋さんをしてて、小さい頃からよく顔を出していたので、前の日に、ちょっと全部、完売しちゃうんやけど、たまに売れ残ってるのあると頂いて、それが私のおやつでしたので、体が丈夫です。骨ごと食べて。実は生まれた時は未熟児で、医者にもあきらめかけられたんですが。

では、次にフルーツに行きます。



市島:フルーツも、これだけあると迷いますよね。

元谷:いえ、迷わないですよ。私はすべて、迷うことがないんですよ。小さい頃から迷わない。

文・構成=石井節子 写真=帆足宗洋(アパホテル提供のもの以外)

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