動物の生命を尊重することや、個人の健康への関心、そして環境問題への意識の高まりから、植物性の食べ物を選ぶミレニアル世代が増えているそうです。
実は今、この「ヴィーガニズム」の潮流が住まいの領域にも広がりを見せています。
インテリア業界の最近の話題といえば、エシカルでサステナブルなインテリアです。「ヴィーガンなインテリア」はこのトレンドに合うのです。
今年2月にスペインで開かれたデザインイベント「マドリード・デザイン・フェスティバル」の討論会でも、トレンド予測の第一人者であるリドヴィッチ・エデルコートが「ヴィーガニズムは2019年のインテリアデコレーションにおいて重要な鍵である」と話しています。
ヴィーガンなインテリアアイテムとは、生き物のいかなる部分も使用せず、傷を与えず、虐待せず、搾取していないものです。また、環境汚染に配慮した材料を使用しています。
例えば、レザーソファ、シープスキンラグ、羽毛やシルクの寝具なども、動物が使われるインテリアと言えます。住宅用の塗料にも、動物性の原料が含まれていたり動物実験をして製造されているものがあります。