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女性起業家が男性起業家と同等の支援を受けられた場合、世界経済は最大で5兆ドル(約530兆円)拡大すると指摘する調査結果が、米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)により発表された。

女性が率いる企業が資金不足に直面していることは、これまでにも広く指摘されてきた。あるデータによると、ベンチャーキャピタル(VC)資金のうち女性主導の事業に投じられた割合は2017年にはわずか2.2%だった。男性は総額831億ドル(約8兆8500億円)の資金を受け取ったのに対し、女性が受け取った額はたった19億ドル(約2020億円)だった。

また別の調査によれば、女性が率いる事業で、売上高が100万ドル(約1億600万円)に達しているのはわずか2%だ。一方、女性主導の事業はより良い結果を出し、男性主導の事業をしのぎさえすることも他の調査で示されている。

女性主導の事業はこうしたポテンシャルがあり、その成長を妨げるものを明らかにする必要がある。障壁の原因は何だろう? また、どうすればその原因を取り除き、女性主導の事業に対する支援とその成功を促進して、世界経済を刺激できるだろうか?

1. 資本へのアクセス拡大

「アリソン・ローズによる女性の起業調査(The Alison Rose Review of Female Entrepreneurship)」では、女性起業家が直面する共通の障壁について分析している。同調査によると、女性主導の事業が直面する最も一般的な障壁の一つは、資金へのアクセス/認識の低さだ。資金不足の原因の一つには認知度不足の問題があり、これは多くの女性主導の企業を悩ませている。自社が誰にも知られていなければ、いったいどうやって資本を得られるというのか?

女性が事業を成功させているという事実があるにもかかわらず、認知度のギャップが存在しており、インターネットニュースやメディアのツイートのうち女性に着目したものはたった26%との調査結果もある。女性主導の企業の認知度向上を目指したサービスとしては、「Globally Spotted」や「Savor the Success」などがある。また、ソーシャルメディアやSNSマーケティングも認知度向上のための良い方法となる。

編集=遠藤宗生

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