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熟年離婚は、長年連れ沿った高齢の夫婦が別れることだ。その世代の髪の色を反映して、「シルバー」や「ダイヤモンド」といった言葉を使って表現することが米国で増加し始めたのは、2004年以降だ。だが、熟年離婚そのものは20年近く前から増えている。

調査によると、全体的な離婚率は過去20年間で低下している。そうした中で熟年離婚だけが増える理由は、どこにあるのだろうか?

・家計の問題

お金の管理の仕方について夫婦の一方に問題がある場合は特に、難しい問題が起こりやすい。借金の返済に苦労している、家計のことで常に口論が絶えないというカップルは、離婚という結末に終わることが多い。

また、夫婦の一方が世帯の稼ぎ手であり、お金に関するあらゆることに決定権を持っている場合も、問題が起こりやすい。過去の調査結果から、夫婦関係は夫の収入が増えると強まり、妻の収入が増えると破綻に向かう場合が多いことが分かっている。

・心の溝

離婚を決めた理由を尋ねると、「ただうまくいっていなかった」「お互いの気持ちが離れた」などと答えるカップルが多いようだ。

子供が成長して家を出た後に「空の巣症候群」になり、離婚手続きを始める夫婦もいる。最も多いのは、夫婦が子育てに人生を捧げてきた場合、子供が成長して家を出てしまうと、「これからどうすればいいのだろう?」と思うようになってしまうことだ。

・不倫

ベビーブーマー世代には、個人主義者が多い傾向がある。他人よりも自分たちの欲求や幸福を優先することが、不倫につながる場合もある。熟年離婚のもう一つの大きな理由は、夫婦のどちらかの不倫だ。

昔ほど不倫が強く非難されなくなったことが、既婚者が道を外れる一因ともなっている。出会い系サイトを利用して一時的な性的パートナーを見つけ、不倫する既婚者が増加している。

・平均余命と健康寿命

ベビーブーマー以前の世代と比べ、人々の寿命ははるかに長くなっている。そのため50歳を過ぎても、結婚生活によって得られる幸せを新たに探す時間はまだあると考える人が増えている。

医療へのアクセスが向上したこと、精神的、身体的、そして心理的にもより活発でいられるようになったことが、自分の関心事や行動により合ったパートナーを探そうとすることにつながっている。

編集=木内涼子

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