ひとりで進めない
行き詰まり状態からの脱出は最終的には自分次第だが、全てをひとりではできない。メンターからアドバイスを得たり、単に現状について話し合ったり、支援者を見つけたり、ネットワーキングイベントに参加したり、友人と話したりしよう。
自分が出会う人は誰でも、行き詰まり状態からの脱出を手助けしてくれる可能性がある。誰が新たな機会を見つける助けとなるかはわからないので、躊躇してはいけない。率直に、自分が求めているものを伝えよう。
日々のルーチンを変える
毎日のルーチンを変えることで、仕事と私生活の両方の改善につながる。10分早く起きるとか、メールチェックの前にニュースを読むなど、たとえ小さな変化であっても効果はある。単純に普段とは違うことをするだけで、それまで陥っていたパターンを壊すことができる。
仕事の方法を意識せずに自動運転モードでタスクを次々とこなしていくのは簡単だ。毎日が混然一体となり、週末に少し休憩し、また月曜から単調な仕事へ戻る日々が続いてしまう。自分に対して毎日の朝、午後、夜にそれぞれひとつ違う行動を取ることで、日々のサイクルを断ち切れば、その日全体に効果が表れる。
結局のところ、あなたをキャリアの行き詰まりから脱出させてくれる最高の人物は、あなた自身だ。自分から行動を起こそう。この5つのステップに加え、常に成長し学習し続けられるよう、仕事の能力を磨こう。それにより、行き詰まり感を払拭し、今、そして将来役に立つスキルを身につけられる。