第1回:尊敬している人物は?
第2回:愛用している仕事道具は?
第3回:ひらめきが生まれる瞬間は?
第4回:「毎日の習慣」と「苦手なこと」は?
第5回:何度でも読み返したい愛読書は?
第6回:国内で一番好きな場所は?
今回は「お気に入りのコーヒーショップは?」というテーマ。
いま働き方も大きく変わり、フリーランスをはじめ、フレックスタイム制や複業など様々なワークスタイルの人々が増えている。それに伴い、WeWorkの日本展開をはじめとした働く場所も多様化しているのはご存知の通り。
仕事をする場所として、カフェに通う人はとても多いのではないだろうか。今回は感度の高いクリエイターたちに、お気に入りのコーヒーショップをレコメンドしてもらった。仕事だけでなく、休日にふらっと立ち寄りたくなるようなお店も。
とにかく美味しいコーヒーを求めて
コーヒーがあまり好きではないという現代アーティストの井田幸昌氏。そんな井田氏がお気に入りなのは、南千住にある『カフェ バッハ』。「コーヒーは苦手ですが、ここのは美味しいので飲める」と井田氏。
東京珈琲四天王の一つとも言われている有名店。知っている人も多いのではないか。1968年創業以来、自家焙煎で挽いたカフェ・バッハの珈琲のファンは多い。何度か行ったことがある筆者のおすすめは、バッハブレンドとローマンエスプレッソ。浅草観光のついでに少し足を伸ばしてみてはいかがだろうか。
▶カフェ・バッハ:東京都台東区日本堤1-23-9
kabiのシェフ安田翔平氏が勧めるのは、目黒にある「SWITCH COFFEE TOKYO(スイッチコーヒー)」。住宅街の中にある青壁が目を引くスイッチコーヒーは、店先にベンチがあるのみのコンパクトなお店。ナチュラルワインも飲むことができる。
安田は「日本で一番ラテが美味しくて、ほぼ毎日通っている」という。惚れ込んで、自身のレストラン「kabi」で出すコーヒーもここの豆を使っているそう。シェフおすすめのコーヒーショップ、というだけで足を運ぶには十分すぎる理由だ。
▶SWITCH COFFEE TOKYO:東京都目黒区目黒1-17-23
Wi-Fi環境も重要
現実派のレコメンドをしてくれたのは、メディアアーティストの市原えつこ氏。フリーランスとして活動する彼女は「チェーン店だと、タリーズが一番作業がはかどります」と回答した。なんでも、フリーWi-Fiの接続が良いらしい。定番の「本日のコーヒー」はトールサイズで370円。
ちなみに清澄白河にあるブルーボトルコーヒーはシングルオリジンコーヒーが550円。もちろん豆の種類や細かい点についての違いはあるものの、インディペンデントなコーヒーショップよりもお手頃な点もデイリーユースしやすい点も魅力的だ。
市原氏が同時に挙げてくれたのは、蔵前にある『Nui.』というホステル。1階が宿泊客以外も立ち寄れるバーラウンジになっていて、コーヒーだけでなくビールも飲めるおしゃれな空間。休日の散歩がてら立ち寄るのも良い気分転換になるだろう。
▶Nui.:東京都台東区蔵前2-14-13