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国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」

アウディQ5

世界中どこへ行っても、人気急上昇のジャンルといえばSUVになっている。そして評価においても、たとえば僕が会長を務めるワールド・カー・アワードでも、2017年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤー賞候補のファイナリスト3台は、いずれもSUVだった。

そんな中でアウディQ5は、最高のコンパクト・クロスオーバーの1つと言えるだろう。事実、2008年に発売になって以来、中型の高級SUVのベストセラーとして君臨してきた。今回僕が日本で試乗した新しい2Lガソリン仕様は、これまでのモデルに比べて、ほとんどどこをとってもかなり進歩したと言える。

アウディのラインナップのうち、日本でいちばん売れているのがA3だが、新Q5をそれに次ぐモデルにしようというのが、アウディ・ジャパン社の狙いだ。 自動車業界サイト「carsalesbase.com」によれば、実は、中国でも富裕な中流層が増えるにつれて、Q5は年を追うごとに約10%ずつ売り上げを更新している。

では、このクロスオーバーのどこがそんなに魅力的なのか。

まず、外観のデザインがカッコいい。そして、エンジンとデュアル・クラッチ・トランスミッションの選択が絶妙で、インテリアも高級感があり、ハンドリングはスポーツセダンのようなのだ。

詳しい話をする前に、まず触れておきたいことがある。それは、これまでドイツ・インゴルシュタットで生産されていたQ5だが、この2世代からはメキシコのプエブラ工場で生産されることになったということ。うぅむ、メキシコで生産するメーカーを嫌うトランプ大統領に輸入税を課すと言われないのかな。

とはいえ、まず知らせるべきことは、アウディが、メキシコ生産でも本国ドイツ生産のそれに劣ることはない製造品質を実現したことだ。少なくとも、僕はメキシコ製だからと言って、何も問題は感じなかった。



期待を裏切ることなくA4ゆずりの美しいプロポーションを持つQ5。アウディのクロスオーバーによる代表的なグリルとLEDのヘッドライトの角度も申し分ない。メルセデスGLC、BMW X3がライバルであるこのクラスで、Q5はもっともスタイリッシュだと言える。

A4のプラットフォームに縦置きエンジンを配し、アルミを多様して車重を60kgも低減させた。欧州ではディーゼル仕様が主流だけど、僕が試乗した日本仕様の2LのTFSIガソリン・ターボは、252psでトルクは370Nmwを発揮し、燃費は13.9 km/Lとこのクラスでは悪くない。運転好きにはたまらない7速ディアル・クラッチSトロニック・トランスミッションは、運転していて純粋な喜びを感じる。

そして、冗談抜きで、オートマ・モードがかつてなく素晴らしく、ギアチェンジにほとんどショックはない。マニュアル・モードに入れてパドルでシフトすると、ギアチェンジがさらに速くスムーズだ。ただし、低回転域では少しターボ・ラグがあるが、気にする人はほとんどいないだろう。

文=ピーター・ライオン

 

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