ビジネス

2017.09.25

1位コマツ、2位ユニ・チャーム 「社長力」ランキング2017

(左から)2位. 高原豪久/ユニ・チャーム 1位. 大橋徹二/コマツ 3位. 河合利樹/東京エレクトロン


6位 小堀秀毅 / 旭化成

総合点 92.4
ギャップ 7.6
財務パフォーマンス To Be(適正水準)31.0 As Is(現状水準)29.0
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)33.5 As Is(現状水準)27.9

──なぜ評価されたのか?
事業の多角化、ポートフォリオの転換により成長。マテリアル・住宅・ヘルスケアの3つの事業領域で、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献する事業を展開。自社の事業とCSR活動を結びつけ、新しい社会価値と高い競争力を実現している。

7位 稲垣精二 / 第一生命ホールディングス

総合点 91.9
ギャップ 8.1
財務パフォーマンス To Be(適正水準)29.0 As Is(現状水準)25.2
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)31.5 As Is(現状水準)27.3

──なぜ評価されたのか?
DSR経営のみならず、本業と社会課題の解決のつながりを強く意識した経営を実践。資産運用会社として国際的な存在感を高めて、リスク情報やネガティブ情報に関しても、積極的にわかりやすく開示するステークホルダーへの積極的な対話姿勢を評価。

8位 伊原保守/ アイシン精機

総合点 91.5
ギャップ 8.5
財務パフォーマンス To Be(適正水準)20.5 As Is(現状水準)17.5
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)26.0 As Is(現状水準)20.5

──なぜ評価されたのか?
競争の激しい自動車業界で、パワートレインの電動化や自動運転技術の開発に取り組み、価値を創造する。グループ各社は、得意分野に集中してグループシナジーを発揮。メガサプライヤーや成長する新興国のサプライヤーとの競争力を高めている。

9位 進藤孝生/ 新日鐵住金

総合点 91.3
ギャップ 8.7
財務パフォーマンス To Be(適正水準)33.5 As Is(現状水準)27.7
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)28.0 As Is(現状水準)25.9

──なぜ評価されたのか?
中国の過剰生産能力問題や原料価格の高騰等により厳しい事業環境が続いているが、実態を真摯に受け止め、足元の業績改善だけでなく長期的な視座に立った財務戦略や成長戦略が具体的に開示されており、今後の復活に期待ができる。

10位 木股昌俊/ クボタ

総合点 91.3
ギャップ 8.8
財務パフォーマンス To Be(適正水準)30.0 As Is(現状水準)35.0
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)28.0 As Is(現状水準)31.8

──なぜ評価されたのか?
「食料・水・環境」という地球規模の課題に対し、事業を通じた解決を目指すのみならず、グローバルブランド確立の目標を重ね合わせる。グローバルマーケットにおける存在感の高まりを定量的にも定性的にも示している点を評価。


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文=フォーブスジャパン編集部 イラストレーション=ジョエル・キンメル

この記事は 「Forbes JAPAN No.40 2017年11月号(2017/09/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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