4. 質問がしやすいかどうか
自分のことばかり話し続ける人がいる。そうした人は声が大きく、自己完結的な傾向がある“もらう人”の場合が多い。一方、質問してばかりで自分のことを話さない人は、物静かで謙虚な“与える人”だ。会話上手な人とは、「ギブ・アンド・テイク」の適度なバランスを取れる人だ。
5. 握手の仕方
弱々しい握手をその人の自信のなさや、やる気のなさと結びつけて考える人は多い。だが、アラバマ大学の調査によると、相手の能力を握手で判断するのは危険だ。ただ、その人の性格は、握手の仕方で的確に判断することが可能だという。特に力強く握手をする人は外向的で、内気さや神経の過敏さはあまり見られない人であることが分かっている。
6. 遅刻の多さ
遅刻をする人は相手を尊重する気持に欠け、何でもぐずぐずと先延ばしにする人だと思われやすい。だが、そうした受け止め方とは反対に、サンディエゴ州立大学の調査では、遅れることが多い人は同時に複数の仕事をこなせる人であることが確認された。
7. アイコンタクト
アイコンタクトについての重要な点は、バランスを取ることだ。相手をしっかりと見ることは大切だが、会話をしている間ずっと視線を外すことなく相手を見続けていれば、「攻撃的」「気味が悪い」などと思われてしまう。
ある調査によれば、適度なバランスが取れているといえるのは会話している間の60%程度の時間、相手を見ていることだ。そうすれば、相手はあなたが「関心を持って話を聞いている」「友好的で信頼できる」と判断するという。