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中国でのアップル人気低迷は、ついに発表された「iPhone 7」をもってしても解消されない見込みだ。

中華圏(中国本土、香港、台湾)はアップルの合計出荷台数の3割を占めており、同社にとって最も重要な成長地域だ。だが、目新しさに欠けたiPhone 6Sや、華為技術(ファーウェイ)やOPPOなどの地元企業との激しい競合により、アップルはこのところ、主力製品の売り上げ不振に悩まされている。中華圏での今年度第3四半期の売り上げは、前年同期比33%減となった。

iPhone 7でなされたいくつかの仕様変更は、中国でのさらなるアップル離れにつながるだろう。特に、ヘッドホンジャックを廃し、ワイヤレスイヤホン「AirPods」の使用を推奨するという判断は、大きな反発を呼んでいる。

AirPodsは、5時間使用するごとに充電する必要がある。10月発売予定で、価格は1万6,800円。iPhone 7では、充電用ライトニングポートに接続する変換ケーブルを使えば従来のヘッドホンも引き続き使用可能だ。

アップルは、ヘッドホンジャックの廃止は「勇気」のいる判断だったとしている。他国と同じく、中国のソーシャルメディアにはすぐさま、この判断に批判的なコメントが次々と投稿された。その多くは、小さいながらも高価なAirPodsは使いづらく、紛失しやすいと指摘している。

あるユーザーは「アップルは次に、『AirPodsを探す』というアプリを作るんじゃないか。もうイヤホンを買う必要ないな。誰かが落としたAirPodsを拾えばいいんだから」とコメントした。

編集=遠藤宗生

 

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