中国ファッションと英国のインディーズ・ブランドの組み合わせは、市場で注目を集め、更に多くの顧客を取り込む戦略だ。若い中国の消費者らは、ロゴを前面に押し出した「いかにも」なブランド品から距離を置きつつある。彼らの心を捉えるのが、クリストファー・ケイン(Christopher Kane)やメアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)といったブランドだ。
メアリー・カトランズのTrino Verkade CEOは、米ファッション業界誌「Women’s Wear Daily」のインタビューで「チャイナ・ファッションウィークへの参加を通じ、中国でのブランドの認知度を向上させたい」と語った。
「今後、英国と中国のファッション界の交流はますます活発となり、ビジネスチャンスは拡大の一途を辿るでしょう」とUKTIの担当者は言う。英国のインディーズ・ブランドが次々に中国上陸を果たす日は、間近に迫っているようだ。