1. 助けを求めることを拒否する
同僚に相談したり、専門家にアドバイスを求めたりすることは、自分の弱さをみせることではない。助けが必要なのだと認められることは、強さを示すことだ。
すべてのことに対する答えを持っていない、あるいは自分一人ではできないことがあると認めることには、大変な勇気がいる。だが、医師をはじめとする誰かの助言、知識、支援があれば、問題を改善することができるはずだ。
2. 痛みを否定する
例えば、ひどい腰痛や、うつに悩んでいたとする。それを隠す必要などない。無視を決め込んでも、不快なことが消えてなくなることはないのだ。
身体的にでも、精神的にでも、何かに苦しんでいると誰かに伝えることは、恥ずかしいことはない。痛みを認めさえすれば、その解消に向けて計画を立てられるようになる。
3. 自分は無敵だと信じ込む
強いふりをすることが、「俺は無敵だ」と言ってのけるような別人格を作り上げてしまう場合もある。だが、自分や身近な人たちに対し、自分には悪いことなど起こり得ないと思い込ませようとしても、何の助けにもならない。
実際には、絶対に病気にならないというほど強い人などいない。問題を無視する期間が長くなればなるほど、治療は難しくなる。
自戒することが重要
強いふりをやめ、防御の姿勢を少し緩めることを、恐れてはならない。そうすることで、生活の質を高めることができるだろう。さらには、寿命を延ばすこともできるかもしれない。