映画

2025.03.31 18:00

ソニックの実写映画最新作は「シリーズ最高の興収」、次回作も決定

Jeff Spicer/Getty Images for Paramount Pictures

シリーズ3作目の本作は、他のシリーズと比べた興行収入はどうだったのか?

パラマウント・ピクチャーズは2020年2月14日、セガのビデオゲーム・シリーズを原作とする第1作目の『ソニック・ザ・ムービー』を米国で公開し、P&A費を除く製作予算の9000万ドル(約135億円)に対し、米国内で1億4600万ドル(約219億円)、米国外で約1億5640万ドル(約235億円)、全世界で3億240万ドル(約454億円)の興行収入を記録したとThe Numbersは報じている。

このシリーズ第1作目の興行収入は同シリーズの中で最低ではあるものの、新型コロナウイルスの流行により、同作品の公開から1カ月後には米国各地の劇場が閉鎖されたことを考えれば、注目に値する数字だ。

2022年4月8日に米国で公開されたシリーズ第2作目の『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は、映画館での興行収入が前作と比べはるかに良く、米国における興行収入は1億9080万ドル(約286億円)、米国外の興行収入は約2億1300万ドル(約320億円)となり、P&A費を除く製作予算の9000万ドル(約135億円)に対し、全世界での興行収入は4億380万ドル(約606億円)に達した。

繰り返しになるが、『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』の興行収入は、世界の映画業界がまだコロナ禍にあったことを考えると、すばらしい成績と言える。

そして、第3作目となる『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』の興行収入がシリーズの中で最も高かったことを考えれば、次回作の米国公開が決定されたことは驚きではない。

実際、パラマウント・ピクチャーズは明らかにこのシリーズに自信を持っており、Variety誌によれば、次回作はすでに2027年春に米国での公開が決定している。

『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』を見逃した人のために、日本では2月26日よりデジタル先行配信が開始されている。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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