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2025.02.22 12:00

【試乗記】マツダ CX-70「豪華で秀逸なファミリーカー、しかし改善の余地も」

マツダ CX-70(Mazda)

価格

米国における2025年モデルのCX-70の価格は、税・配送料別で4万445ドル(約608万円)から。上級グレードやプラグインハイブリッド車(PHEV)になると5万ドル(約750万円)を超える。オプション装備や贅沢機能を加えれば、当然ながらさらに高くなる。詳細は公式サイトをご覧いただきたい。

エンジン

ベースモデルの「CX-70 3.3ターボ」では、3.3リッター直列6気筒ターボのガソリンエンジンにシステム電圧48Vのマイルドハイブリッドが組み合わされ、最高出力280hp(約284ps)と最大トルク332lb-ft(約452Nm)を発生。今回試乗した高性能バージョンの「CX-70 3.3ターボS」になると、同じエンジンでもターボによるブーストが引き上げられ、最高出力340hp(約345ps)と最大トルク369lb-ft(約502Nm)を発揮する。米国仕様のCX-70は全車とも「i-ACTIV AWD」と呼ばれる4輪駆動と8速オートマチック・トランスミッションが標準だ。
マツダ CX-70(Mazda)

マツダ CX-70(Mazda)

走り

試乗した2日間は大雪と酷寒に見舞われたが、CX-70はほとんどその影響を受けなかった。前方の路上がいかなる状況であっても、4輪駆動システムを活用して走り抜け、ブレーキの能力は凍結した路面でも完璧に仕事を遂行した。

パドルを引いてシフトダウンしても、特別にパワフルなクルマというわけではないが、それは受け入れるしかないだろう。乗車した人たちは厳しい天候にもかかわらず快適な乗り心地が経験できたと報告している。
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翻訳=日下部博一

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