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2025.02.22 12:00

【試乗記】マツダ CX-70「豪華で秀逸なファミリーカー、しかし改善の余地も」

マツダ CX-70(Mazda)

マツダ CX-70(Mazda)

マツダが昨年、北米市場で発売した「CX-70」は、実質的には同社の「CX-90」から3列目のシートを省いたものであり、金属の塊のようなマツダの象徴的なデザインから、まさしく野性的なSUVに仕上がっている。広々とした豪華な家族向けの内燃エンジン車で、マツダの弟分のSUVたちよりも高級感のあるインテリアを備える。

消費者も明らかに満足しているようだ。2024年8月の販売実績において、北米マツダはCX-70が過去最多の1352台を記録したと発表。その人気はさらに高まり続け、10月にCX-70の月間販売台数は2517台と記録を更新した。
マツダ CX-70(Mazda)

マツダ CX-70(Mazda)

外観

挑戦的なフロントグリルと鋭いLEDヘッドライト、そしてシンプルなデザインのバンパーを備えた大柄の車体は、多くの同種のクルマと比べて特に斬新な違いが外観にあるというわけではない。駐車場では自分がどこに駐めたかを覚えておく必要があるだろう。
マツダ CX-70(Mazda)

マツダ CX-70(Mazda)

インテリア

CX-70の運転席に座ると即座に「ああ…!」と思わず声を上げてしまう。ソフトな質感の表面、革張りの内装(グレードによるが)、そしてすばらしい香りがするウッドと金属を配したアクセントの豪奢な組み合わせ。10.25インチの大型タッチスクリーンでは、マツダの最新「i-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)」先進安全装備や、自分のスマートフォンの機能を車載システムで使える「Apple CarPlay(アップルカープレイ)」および「Android Auto(アンドロイドオート)」、そしてもちろんナビゲーションが利用できる。

頭上の空間も、後部座席の足元も、車内は広々として快適であるため、長距離ドライブに最適なクルマになっている。
マツダ CX-70(Mazda)

マツダ CX-70(Mazda)

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翻訳=日下部博一

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