新規事業

2025.02.18 10:15

後発でもビズリーチはなぜ社内スカウトに参入するのか。南壮一郎が語る第二の創業期

ビジョナル代表取締役社長、ビズリーチ創業者 南 壮一郎

「労働市場データと個人のスコアリングを基に、教育システムをスコアリングする仕組みを構築することを目指します。労働市場が求める経験、スキル、知識をリアルタイムで把握し、どの大学、学部、ゼミ、授業を受けて、どんな成績を取れば、労働市場でどのように評価されるかを定量化するのです。それにより学生や親御さんは最適な教育を選択できるようになる。その結果、日本の生産性が上がり、経済に活力が生まれます」

労働市場から教育市場へ、ビズリーチの守備範囲がかなり広がるわけだ。

「大きく出たなと思われるかもしれませんね。また取材に来てください」




みなみ・そういちろう◎ビジョナル代表取締役社長。1976年、静岡県出身。1999年、米タフツ大学卒業後、モルガン・スタンレー証券(現 モルガン・スタンレーMUFG証券)の投資銀行本部に入社。2004年、楽天イーグルスの創業メンバーとしてプロ野球の新球団設立に従事。09年、ダイレクトリクルーティングプラットフォームのビズリーチを創業。2020年2月に同社がVisionalとしてグループ経営体制に移行後、現職に就任。

文=緑 慎也 編集=大柏真佑実 写真=苅部太郎

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