通学のデメリットでは、メンターや講師、就職相談などの質の低さを訴えるものがあったが、メリットには、就職や転職のサポートが充実していた、メンターや講師がよかったと答える人がいる。つまりこの調査に限っての話だが、通学型の学校の「当たりハズレ」が大きいように思われる。
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それでも通学をすすめる人が多いのは、「当たり」を引けば通学の時間をかけてでも生身の講師に教わるほうが学習効果が高いと感じられるからだろう。モチベーション、就職、転職のサポートも、生身の担当者と「直にやる」ほうが、現状としては満足度が高いようだ。
とはいえ、おすすめに関してはオンラインと通学との差は小さい。この調査からは、プログラミングスクールの満足度を決めるポイントは、学習内容、メンターや講師の質は当然として、質問への対応、モチベーション維持や就職などのサポートの手厚さであることがわかる。オンラインでも、そうした点に力を入れているサービスもある。これらの経験者の意見を参考に、通学型にせよオンライン型にせよ、「当たり」を探すことが大切だ。
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