日清初心者のために箱の中身を説明していこう。Cup Noodleは電子レンジでカップを温めて食べるカップラーメンで、即席麺がうま味たっぷりのコショウの効いたポークスープに入っている。Top Ramenは袋入りとカップ入りがあり、チリ味、しょうゆ味、ビーフ、チキンなどのさまざまな乾燥スープが用意されている。もう一つのカップラーメンであるHot & Spicyは、ピリ辛味に柑橘類が効いている。Hot & Spicy Fire Wok Bowlは、さらにチリとスパイスの味わいを高めた即席麺。Cup Noodles Stir FryとCup Noodles Stir Fry with Rice & Noodlesは、テイクアウトのアジア料理に似たものが数分で作れるようにできている。Chow Meinは中華焼きそばの「炒麺」を再現したもので、ストレート麺にサボイソースが組み合わされている。RAOHは「ラ王」、すなわち日本語の「ラーメンの王様」を意味する。本格的な味わいの日本風スープと三層ノンフライ製法の麺で有名だ。そしてGekiは米国初のチリ唐辛子が練り込まれた即席麺で、「激」の名前のとおり超辛いことで知られる。
2024年は日清にとって重要な年となっており、特にCup Noodlesシリーズには風変わりで予想外の新しい味がいくつか登場している。4月に発売された「Cup Noodles Everything Bagel with Cream Cheese」は、典型的なベーグルの味を模しており、麺に胡麻、ケシの実、ニンニク、乾燥タマネギ、キャラウェイシード(ヒメウイキョウ)を組み合わせ、濃厚なクリームチーズ味のソースがかかっている。7月には夏の甘いお楽しみとして「Cup Noodles Campfire S'mores」を期間限定で販売。この新しい味は、チョコレート、マシュマロ、グラハムクラッカーの風味にスモーキーな香りを加えたもので、キャンプファイヤーに欠かせないスモア(焼いたマシュマロとチョコレートをグラハムクラッカーではさんだお菓子)の実に独特な味が楽しめるカップ麺だ。
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forbes.com 原文)