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2024.09.29 14:15

あなたのビジネスパーソンとしての英語はどのレベル?

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マネジャーレベルの英語力とは?

前述した担当レベル(ワーキングレベル)に比べて、マネジャーレベルの英語力は一段高度になります。担当レベルであれば、自分が担当する仕事について理解し、説明できることが最低限のレベルなのですが、マネジャーレベルでは、自分が直接担当していない業務について担当する人に説明し、時には説得し、業務の重要性を理解してもらい、快く業務を遂行してもらう必要が出てきます。
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当然、担当者が業務の意義に疑問を抱いて質問してくることも少なくないため、担当者に遂行して欲しい業務の事業としての意義や意味を明確に説明できるだけの英語力が必要になりますし、それだけの業務に関する深い知識と理解も伴っていなくてはなりません。

マネジャーと担当者間での対応に加え、マネジャーに必要となってくるのは他の部門のマネジャーとの対応です。他部門のマネジャーはあなたと同じく、担当する範囲の業務群を期待通り、あるいは期待以上の成果を出す事を義務付けられていますが、双方の意見や主張が異なるケースもでてきます。もちろん、双方の上長に判断を仰ぐ必要が出てくるケースもありますが、まずはマネジャー同志で解決することが求められるように思います。こういった場合は、企業が目指す経営的ゴールから担当する部門の業務のアプロ―チがより適切であるという事を「説得」し「理解」してもらう必要がでてきます。

この時、同一産業や類似産業、時には異種産業の事例を引き出して、相手にとって納得感の高い説得を可能にする英語力が欠かせません。そのためにはビジネス関連記事や書籍による事例の蓄積や理解を充分なレベルに引きあげ、それらを必要に応じて、正しいコンテクストで英語で伝えられることが求められます。
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さらにはマネジャークラスになると、協力関係にある会社のマネジャーやその上司・エグゼクティブへの担当商品・サービスの売り込みや契約条件における交渉など、単なる業務担当のレベルを超えた深い関連ビジネス知識とそれを英語でコミュニケーションできる能力が重要となります。

ただ、コミュケーションのはじまりから業務100%の会話にしてしまうと、どうしても双方の意識が硬くなってしまう事もあり、双方の趣味や最近の社会での話題などをアイスブレーク的に界隈できる英語力も重要となります。これらは英語圏のネット記事やネット映像配信などで色々と情報収集して、話の「ネタ」を獲得しておくのが良いでしょう。
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文=茶谷公之

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